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困ります、ファインマンさん (岩波現代文庫)

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  • メーカー: 岩波書店
  • JAN/ISBN: 9784006030292
  • 定価: ¥ 1,155
  • 売上ランキング: 5524 位
  • ★★★★★

カスタマーレビュー

シリアス
★★★★2009-07-14
シリーズ第3弾。
「ご冗談でしょう」に比べると、内容的にまじめなものが多い。
チャレンジャー号事故調査委員会での話が半分以上を占めている。

そのようなエピソードを通じて、著者の考え方、価値観が描写されている。
ここまで一貫性のある行動をとれるのはすごい。
学ぶべきことの多い一冊です。
こちらのファインマンさんも、楽しく読ませてもらった。立花氏の解説もぜひ読んでほしい。
★★★★2008-10-13
このエッセイ集では、特にチャレンジャーの墜落原因調査の様子に多くのページが割かれている。
その部分は、ドキュメンタリーとしても読み応えがあり、ずんずん読みきってしまった。途中で飽きる部分もあまり無かった。
その他のエッセイも、明るくて楽しい気分になるものが多く、筆者の体験を追体験しながら、笑ったり考えさせられたりする。訳も、こなれていて、しかし丁寧でよい。

最終章、科学の価値とは何か?それと、立花隆氏の最後の解説がすばらしい。
それによると、冗談でしょうと、困りますの二冊だけが、ファインマンの著になるらしい。
似たようなタイトルのものは、あと3冊でている。
この解説を読んで、残りの三冊が後回しにできて、非常に助かった。
ファインマンの魅力全開
★★★★★2008-09-17
本書のハイライトは,何と言ってもスペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故調査委員会の部分であろう.委員の仕事を引き受けるかどうかで迷っていた時,最終的に引き受ける決断をする最大の要因は,妻グウェネスの勧めであった.

本書を通じて,ファインマンの科学者としての高潔な姿勢と周囲のしがらみに左右されない意志の固さを窺い知ることができる.委員会の仕事においても,真相を追究するためには,すべて自分で行動し,体験してみないと判断できないという正に科学者としての姿勢が現われている.そういうところが多くのファンを持つファインマンの魅力であろう.
わたしたちはどのようにして生きられるか
★★★★★2008-08-14
 愛するアーリーンの若い死と、僕ら健康者の生の違いを、「量的な違い」に還元してしまうところは、いかにも物理学者らしい。僕らの人生の状況は「偶然」にすぎない、と断言するファインマンは、ファインマンの物理学とオーヴァーラップする。そのファインマンも、アーリーンを看病しながら従事していたマンハッタン計画での被曝が原因と思われる癌で亡くなる。しかし、その間際、避けていた国家プロジェクトにふたたび参加して、スペースシャトル事故調査委員会の一員として、国家の悪に挑む。まさにカッコいい、感動的なリチャード・ファインマンの人生です。
 この本は、ファインマンが、年若い友人に語ったエピソードを、編集したもので、とても読みやすくできています。(わたしはまったくの素人ですが)ファインマンの仕事と人生を思うとき、非常に感動的な本として記憶されるでしょう。

 解説の立花隆さんは、ファインマンの著作の成り立ちを懇切に解き明かしてくださって、参考になりました。
自分で考え行動するることの大切さ
★★★★★2008-05-21
他の人の意見がどうであれ、自分が正しいと思ったことをする行動力。
これこそファインマンさんの真骨頂であり、スペースシャトルの事故調査の章を読んだあとは、本当にスカッと爽快な気分にさせてもらいました。
また、「何かの名前を知っていることと、何かの意味を本当に知ることは違う」「ひとがどう思おうとかまわない!」といった彼の考え方が作られた過程の話も非常に参考になります。自分で考え、行動することの大切さを教えられました。
是非皆さんも読んでみてください。きっと気に入ると思います。