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読むJ‐POP―1945‐2004 (朝日文庫)

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  • メーカー: 朝日新聞社
  • JAN/ISBN: 9784022614575
  • 定価: ¥ 777
  • 売上ランキング: 59652 位
  • ★★★★★

カスタマーレビュー

戦後から現在までの音楽史
★★★★★2005-05-29
 この本は戦後から現在にかけてまでの日本のポップスの歴史を書き記したものである。分量的にはそれほどでもないが、歴史の流れを押さえることが出来る良書である事は間違いない。ポップスというフィルターを通した上での戦後日本文化史と言ってしまうのは大仰だろうか?
 たしかに、詩的な側面に偏りすぎている部分(マニアックなコード分解とかいったものはない)があることと、邦楽における洋楽の影響について深く考察仕切れなかった側面はあるだろう。
 しかし、である。細かい引用や知識の引き出しによって当時の日本におけるミュージックシーンを要点を押さえているのは確かだろう。
 まあ、個々のミュージシャンやジャンルに関して詳しく知りたい場合は別種の本を読む必要があるだろうが、前提としてのバックボーンを知る上ではこの本は欠かせないように思う。
すばらしい。歌謡史を概観したければ必読!
★★★★★2005-02-20
田家氏の個人的なエピソードも、ところどころ混じっているが、決して、けっして偏った内容の史書ではない(とはいえ、北中正和氏の『増補 にほんのうた』のほうが教科書的で、客観的記述に徹している)。1945年以降の歌謡の歴史をまんべんなく俯瞰していて、同時代を知らない世代でも、その時代の雰囲気や価値観がよく理解できる。
とりわけ70年代から90年代にかけての記述は、感動的ですらある。
大げさに響くかもしれないけれど、読後感は、長編歴史小説を読んだときのような感動にも似ている。