夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

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  • メーカー: 角川グループパブリッシング
  • JAN/ISBN: 9784043878024
  • 定価: ¥ 580
  • 売上ランキング: 1889 位
  • ★★★★

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カスタマーレビュー

歩けば鯉も降ってくる?!
★★★★★2009-06-21
表紙のかわいらしさに、手が伸びました。
このかわいらしさは、そのまま黒髪の乙女のイメージへ・・・。
と、思ったら、
もてない学生の詭弁あり、そのパワーで京都の街が吹き荒れて、果ては天狗出現?!

でも、黒髪の乙女のかわいらしさはそのままで、ホッとしました。
なにせ、鯉幟を背負って、電気ブランを飲み干して、二足歩行ロボットとなるのですから。
楽しくて、あっという間に読んじゃいました。

かわいらしいものが好きで、京都の街が大好きなら、ぜひともお手にとってみては?
もしかしたら、彼女をみつけることができるかもしれませんよ。

余談ですが・・・、ラストの喫茶店は私も大好きです。
おすすめ!
★★★★★2009-06-16
タイトルにひかれて購入しました。購入前は中身をパラ見しながら変わった文体だなあ、買ってがっかりしたらどうしよう。。。などと思っていましたが、買ってよかった!第一話もいいのですが、個人的には秋の大学祭がオモシロオカシク、一人読みながらクスリと笑ってしまいました。作者の文章力というか、言葉の使い方の面白いこと!ドラえもんのポケットなみにいくらでも言葉があふれでてきて、頭の中はイメージの洪水となります!巻末に羽海野チカさんがイラストを載せていて、どうやら皆さんには好評のようですが、私としては、「ちょっと違うなあ」という違和感がありました。乙女は確かに純粋無垢でマイペースなのですが、だからといって子供っぽいというわけではありません。それなりに女性らしい魅力にあふれた純真な色っぽさみたいなのがあるのです。ですから、私としては表紙のイラストの方がぴったりで、羽海野チカさんの描く小学生体型には首をひねってしまいました。羽海野チカさんの絵が好きじゃないというわけではありません。はちクロのはぐみちゃん可愛いですし。ただ本というものは活字であって読者の想像力を広げるものなので、誰かの解釈したイラストは見たくないものですね。
願わくは先輩に声援を。
★★★★2009-06-14
文体が独特、とたくさんの方がおっしゃっている通り、
風変わりな文章です…!!
私はすごく楽しんで読めました。
(でも、好き嫌いは分かれそうだというのも大いに頷けます)
少しでも参考になるかもしれないので、冒頭を引用します。

 「これは私のお話ではなく、彼女のお話である。
       (一部省略)
  これは彼女が酒精に浸った夜の旅路を威風堂々歩き抜いた記録であり、また、
 ついに主役の座を手にできずに路傍の石ころに甘んじた私の苦渋の記録でもある。
 読者諸賢におかれては、彼女の可愛さと私の間抜けぶりを二つながら熟読玩味し、
 杏仁豆腐の味にも似た人生の妙味を、心ゆくまで味わわれるがよろしかろう。
  願わくは彼女に声援を。」

先輩がものすごく健気です。応援したくなりました。
先輩だけでなく、出てくる登場人物がみんな個性的でおもしろいです。
「彼女」は天然な感じでかわいいです。
個人的に樋口さんと学園祭事務局長、紀子さんが特に気に入りました。

話の展開も私にはまったく予想がつかず、最後まで飽きることなく読めました。
巻末には、「ハチミツとクローバー」でおなじみの羽海野チカさんのイラスト兼解説が
2ページ収録されています。イメージにぴったりでした。

私は、最初の「おともだちパンチ」のエピソードからすぐにお話に惹きこまれました。
自分でも試しに拳を作ってみて納得、確かに招き猫のような愛らしさがあるかも…!!(笑)

「おともだちパンチ」が気になる方は、ぜひ最初の数ページだけでも読んでみてください。
後味すっきり
★★★☆☆2009-05-29
 他の方が書いているように確かに文体は独特ですが、一度慣れてしまうとさらっと読めてしまいます。ドタバタした話が収束していくさまはなかなか痛快。後味もすっきり、さわやかな良作です。
 ただ、ヒロインの黒髪の乙女の描写がどうにも男の理想というか、所謂「萌え」系で、そこだけ少し胃もたれを感じました。

 漫画、舞台とさまざまな展開を見せてますがアニメにはなってないんですね。一番合いそうなのに。本作を読んでいて、今敏監督の「パプリカ」みたいなイメージがちらちら浮かびました。
よくわからん
★★☆☆☆2009-04-23
ぬらぬらとした奇妙な文体は、ドグラマグラを彷彿とさせるながらも、京都という街の魑魅魍魎が跳梁跋扈していそうなアヤシゲな雰囲気を表現することに一役買っていると思う。文体に感性があわなければそれまでだし、あえば独特の世界観を楽しめるのではないだろうか。そういった意味では、あらすじと可愛いイラストの表紙から恋愛小説だと推測して、ジャケ買いすることはお勧めできない。じっくりと腰をすえて、最初の数ページといわず1章くらい読んでから購入した方がいいのではないだろうか、幸運にも最近の本屋には座り読みできる空間があったりすることだし。それほどまでにギャップが激しい。

たまに「読者諸君」などと、こちらへ語りかけてくる部分以外は割りと面白かった思う。

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