螺鈿迷宮 上 (角川文庫)

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  • メーカー: 角川グループパブリッシング
  • JAN/ISBN: 9784043909018
  • 定価: ¥ 500
  • 売上ランキング: 1345 位
  • ★★★★

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カスタマーレビュー

タイトルだけじゃないよ、目が回る注意!
★★★★2009-05-20
人物の中身の描写やすかっと気持ち良く割り切れる方法論を愛して海堂ワールドに参加した人がこけるとしたら、ナイチンゲールかこれかだと思う。


論理的に構築された展開というよりむしろ、心理的だったり表層的だったり。
登場人物が個々として書かれているというよりもむしろ、事件の被害者としてのまとまりとして描かれていたり。


誰の視点で物語をとらえていいのか、誰に肩入れして読んだらいいのかわからずに、
結局最後まで寄りかかるべきものが見付からずに、立ちっぱなしで足が痺れたみたいな読後感。


最初の田口・白鳥コンビがインパクトがありすぎて、そうしてそのラインだと期待していた姫宮があまりに個性を描かれなさすぎて、
だからあたしは軸足を定められずに揺れつづけ、酔ってしまうのですよ。


螺鈿迷宮。
そうか、螺鈿だからか。
読者は引きずられて進む。
ぐるぐる巻きのきらきら階段を永遠に降りていくように、ぐるぐるぐるぐる、ふわふわと。
氷姫、登場
★★★★2009-04-12
留年を重ねている無気力な医学生・大吉は
幼馴染の葉子の策略で、桜宮病院へ取材のため潜入することに。
病院、老人介護センター、ホスピス施設、宗教施設が一体になった
桜宮病院と双子・病院碧翠病院は、はじめ画期的な病院に見えた。
しかしなぜかやたらと死亡者が多く。。。

「チームバチスタの栄光」シリーズの番外編的お話。
時系列でいうと「ナイチンゲールの沈黙」「ジェネラル・ルージュの凱旋」の後。
特に「ナイチンゲールの沈黙」の登場人物とはかなり関わりが深く
名前だけ登場していた人物も、ここでは登場。
シリーズのメインキャラで考えると、
これまで話にだけ登場していた白鳥の部下・氷姫が登場。
医療問題としては、終末医療について詳しく描かれています。
チームバチスタとナイチンゲールをつなぐストーリー
★★★★2009-04-06
終末期医療の問題に焦点を当てた小説。

白鳥・田口コンビが活躍するシリーズのスピンオフで、設定している時期としては、
『チームバチスタ』のあと、若干『ナイチンゲール』と平行した時期。

本編に比べると、著者の思いと言うか、主張がかなり色濃く反映されていて、
医療の問題について、小説を愉しみながらも頭に強烈な印象として残っている。

本編は、白鳥が出てくるまでのグダグダした感覚があまり好きではない。
(だからこそ、白鳥が出てきた後の爽快感が増大するのだが)
一方、この本は、主人公の天馬をはじめ、キャラクタが躍動的で、魅力的。

本編より一気に引きこまれて読んでしまった。
小説を通じて医療の実態を訴える
★★★★2009-02-01
病理専門医である海堂氏が小説を通じて、医療の実態を訴えている。
本小説の中で書かれている終末期医療、死亡時医学検索といった儲からない医療は大学病院ではやりたがらず、地元のお妾病院に回しているという箇所は、おそらく現代医療の問題点であろう。
小説を通じて、医療の実態を垣間見ることができる。

物語としては、おなじみの「白鳥」が上巻から登場、バチスタ、ナイチンゲールでは名前しか登場していなかった「姫宮」も登場する。

下巻はこれから読むので、上巻のコメントはこれまで。
ミスドミノが活躍。
★★★★2009-02-01
ジェネラルルージュで看護師見習いをした氷姫こと姫宮が登場。
ミスドミノらしさを全開。
一連のシリーズを読んでいるので、知っている人物が活躍(?)する様子は面白い。
読んでいない人からすると、きっと怪しくもあり変な人たちと見えるのだろうな。
バチスタシリーズの東城大学と同じ町の桜宮病院が今回の舞台。
壮大な一連のシリーズ。ストーリーの盛り上がりはいまいちだけど、シリーズのつながりで☆4つ。

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