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鴨川ホルモー (角川文庫)

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  • メーカー: 角川グループパブリッシング
  • JAN/ISBN: 9784043939015
  • 定価: ¥ 540
  • 売上ランキング: 6291 位
  • ★★★★

カスタマーレビュー

ライトノベル的学園(京大)異能バトルラブコメ
★★★★2010-03-07
『鴨川ホルモー』です。
第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞作です。
まず気になるのは「ホルモーって、何?」です。
『このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祇園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒涛の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり。』
出版社のあらすじを読んでもよく分かりません。割と前半でホルモーの意味は明らかにされるのですが、その明らかにされる過程もまた楽しみどころなので、あらすじではぼかして書いてあるのです。
で、そのホルモーという荒唐無稽奇想天外な設定がかなり人気を博しているらしい本作ですが。
これって、文章が一般文芸向けであること以外は、まるっきりライトノベルです。
言うなれば、学園モノ異能バトルラブコメです。ラノベの面白さの要素をそのまんま持ち込んでいます。文章力のしっかりしたラノベ、と換言してもいいかも。
しかもその学園が、よりによって京都大学です。
モテない京大生を主人公としてちょっと不思議な世界を描いているということで森見登美彦さんがよく引き合いに出されるようですが、森美作品とラノベを足して二で割った感じ、と言った感じを受けました。本作を面白いと思った人は、文章力やお約束のあざとさなどに目をつぶることができるならライトノベルを読んでも楽しめるかもしれません。
本作の評価は、一般文芸でもこういうのがあっても良いと思うので★4です。
世界に一つだけの鼻にご注意。
やさしい物語
★★★★2010-01-16
 小説としての深さや熱に欠けるところがあるような気がするけど、それでもなかなか楽しく読めた本です。
 佳作と言っていいと思います。
 「ホルモー」というのは、オニたちを指揮して京都の四方に位置する大学の学生たちが戦うゲームのことです。
 もう少し、そのゲームの戦法とかが深く書けてたらもっと面白くなったのになあ、なんて偉そうなことを考えてしまうけど、むしろ深く考える必要のないやさしさに、この物語の佳良なところがあるのではないかと思います。
 登場人物がそれぞれ生き生きとしています。私はとりわけ頭をチョンマゲにした高村が好きです。
 主人公のさだまさし好きも、話にいい味わいをかもしだしています。
これが小説なの?
★★☆☆☆2010-01-01
京都の大学生が、怪しげなサークルに入った結果、
式神という、陰陽師に出てくる物の怪、或いは精霊を駆使し、
他の大学と競ってホルモーという戦いに挑む、コミカルな物語。

それにしてもこの作品を読むと、
果たして漫画と小説とラノベの境目とは如何にと、つい考えてしまう。
小説にしては余りにも軽いのだ。

凡ちゃん風の髪型をした何を考えているか解らない女生徒や、
さだまさし好きな帰国子女の男友達、
それにホルモーという、非現実でSF的な要素など、
おかしな設定に頼った印象造りばかりが目立ち、
人間が持っている、基本的な人柄や人情や行動による独特な表現が薄い。

漫画やドラマで良くあるような、「如何にもこういった人物」という、
型にはまったような設定で面白みがない。

文章も読みやすく解りやすく、それでいて頭に残らないような平易な描写が続く。
ストーリー展開も、ごくごく平凡。

中古の本を買って読むのが一番かも知れない。
京都の怪しさ
★★★★2009-12-08
 2006年に産業編集センターから出た単行本の文庫化。
 京大生を主人公に、京都を舞台にした半分現実世界、半分ファンタジーといった物語である。某作家の作品に非常に近いものを感じる。とはいえ、内容は独創的で、ストーリーや登場人物も面白い。
 こういう不思議な物語が許されるのも、京大という大学、京都という町の特徴なのだろう。大部分は真面目な学生だが、一方で変な学生が育成される大学。都会でありながら、裏側におかしなものがひしめいている町。
 京大と京都の魅力を再発見できる一冊であった。
大学生は馬鹿だ
★★★★★2009-12-08
映画になった作品だけど、なんとなく毛嫌いしてた本。
ようやく見たけど、京都の大学生の馬鹿馬鹿しい青春を感じれて良かった。
東京でも京都でも大学生はみんな馬鹿で面白いとよくわかった。

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