本を読む本 (講談社学術文庫)

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  • メーカー: 講談社
  • JAN/ISBN: 9784061592995
  • 定価: ¥ 945
  • 売上ランキング: 921 位
  • ★★★★

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カスタマーレビュー

図書館で読もう
★★★☆☆2009-06-14
研究者なら無意識のうちにやっている読書術について書かれている。

じっくりと読むに値する教科書や論文があれば(学生にとっては、与えられたら?)
批判的にしゃぶりつくように読むべきである。そして、関連する文献をあさることで、
そのテーマについて勉強して行こう。たぶん、そう書かれている。
良い書き手は良い読書家でもあるはずだと書かれている。

これらの技法は、研究室の輪読やセミナーで身に付けるべきものだ。
この本は卒論の学生や大学院生の読書法の手引きになるかもしれない。
学校の図書館にあるだろうから、借りて斜めに読んでみると良い。
945円は高いと個人的に感じる。
本を読まねば
★★★★★2009-06-02
長年、勉強するとは何なのかについて考えてきた。
子供のころ、勉強しなさいと言われて何をすればいいのかわからなかった。

1.教科書を丸暗記しなさい。
2.問題集をやりなさい。
3.参考書を使いなさい。

教科書は、学校の先生が説明をしてくれるが、情報量が少なく、高校に入ってから教科書だけでは試験を受けるには足りなかった。

解答の解説に力が入っていない問題集は、解ける問題は解けるが、解けない問題には莫大な時間がかかった。それを耐えなければならなかったのかもしれないが、正直それは解法を発見しろと言っているようなもので昔の人は地球が丸いことが一人の天才が現れるまで、一生かかってもわからなかった。

物言わぬ参考書は何を書いているかわからなかったし、わからないところを無視して、読み進めると途中でわからないことだらけになり、本当にすべて何を言っているかわからなかった。

それに一つの答えを与えてくれたのがこの本

勉強とは人から教えてもらい、その考えをしり、あらためて考え、自分なりの考えをつくり、できることならその考えを表明すること。

会話であったり、対話であったりするんだなぁとこの本は教えてくれる。

ただ、その伝達の手段が、会話なのか、文章なのかの違いがあり、その手段の差により、理解しやすさの差として発生する。

直接、人と話すことはその人がわかるように言い換えをしてくれるし、その人の表現により重要なポイントなのかポイントでないのかが伝わりやすい。

本から学ぶことは何度もおなじことを繰り返せるが、言い換えは発生しないので一度わからなくなるとそこから普通に読んでも、先には進めない。

これは大きい差である。
この認識を中学生時代にできていれば、人生変わっていたかも知れないなぁ(笑)

この本には言い換えのない本を読む際のその本が伝えたいことをどのようにくみ取り、理解し、その理解をどのように自分のものいするのかという、基本的、かつ、まぁ、速読がもてはやされる時代、そこまでする人はあまりいないんじゃない? といった読書の方法が丁寧に解説されている。

素晴らしい本です。
読書の教科書
★★★★★2009-05-11
いつも気にしている言葉があります。
「君が何かを学ぶ時に教科書を読むだろ?なのに何故何かをしようとする時、それについて学ばないんだい?」と。

言うなればこの本は、読書を学ぶための教科書です。
読書をしたい人が先ずどんな読書をするべきかを学ぶ本です。

教科書や参考書、はたまた何かについて学ぼうと開いた本。
それらを読む前に"本を読む本"について書かれていた事を思い出すと、
より効率的に学べるだろうなぁと思います。


なるべく早く読んで欲しい一冊です。おすすめします。
正しい読書の方法を、教わったことがありますか?
★★★★★2009-04-18
「この本つまらないなぁ」という感想を持つ時、
もしかしたら理解できないアナタが悪いのかもしれない。

精神や心を成長させる。または実利に繋げる読書は、
初級読書→点検読書→分析読書→比較読書の手順を踏む。
仕上げに、著者の解決が何であるかを見いだし、
読者が自分の意見を述べる段階まで至る。

本は読んだら終わりではなく、
読み終わった瞬間に何かが始まっていなければならない。

外山滋比古さんの訳のお陰で、難解な内容もスラスラ読める。
読書は人間成長に通ず
★★★★★2009-04-09
 この世には,その数は決して多くないが人間の精神を大きく成長させてくれる「良書」が存在する.良く噛んで消化し,自分の血肉とすべきものである.
 本書では世にあふれる書の中からそのような消化するに値する「良書」を選択し,どのように読み進めるのがもっとも効果的に知識を汲み取れるかを教えてくれる.

 かなり,細かく書かれているので若干ややこしくなる部分もあるが,本書の
  ・点検読書(良書を判別する方法)
  ・分析読書(良書を消化する方法)
  ・意欲的な読者になる方法
をある程度知っているだけでも,本書から得る恩恵は非常に大きなものだと思う.

 本は人間を成長させてくれる,もっとも身近でかつ手軽なツールである.世の中で成功したと言われる人は必ずと言っても良いほど良く本を読んでいる.そんなツールを”モノ"にする方法を知っておかない手はない.

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