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宮本武蔵(一) (吉川英治歴史時代文庫)

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  • メーカー: 講談社
  • JAN/ISBN: 9784061965140
  • 定価: ¥ 734
  • 売上ランキング: 107045 位
  • ★★★★

カスタマーレビュー

恃むは一腰の孤剣、畢生の名作の序章!
★★★★★2009-12-12
巨匠吉川英治先生の代表作とも言うべき傑作です。
冒頭の‘関ヶ原’の敗残の混沌から物語は始まります。
頃は戦国時代も終盤、武蔵たちは当時における‘アプレゲール’
といった処でしょうか。

ささいな行き違いや誤解が彼の心を野獣に駆立てます。
将来への不安や自信のなさや浅薄な思慮、それゆえの刹那感・・・。
それはいつの時代でも若者の等しく辿る道です。
殺伐な場面も吉川先生の慈愛にあふれた暖かいペンタッチで
少しも嫌な気分にはなりません。
本当に優しい方なんでしょうね。吉川先生は・・・・。

非道の限りを尽くし作州宮本村の千年杉の梢に武蔵は
縛められます。そこで生涯を通じての師傅ともいうべき
一世の聖賢:沢庵宗彭に諭されます。
そこで初めて人としての心や命の貴さに武蔵は向き合います。

全てがこれらの‘出会い’・・・から始まるのでした。
自らを活かし得る更なる艱難に出会うため、武蔵は旅に出ます。
恃むは一腰の孤剣。青春、まだおそくはない・・・・。
私自身、この言葉に何度勇気付けられたことでしょう。

ついつい吉川先生の世界に時の経つのを忘れてしまいます。
得意の時も失意の時も座右に置きたい名作です。

全ての方々に心からお奨めします。


バガボンドと読み比べ
★★★☆☆2009-09-22
バガボンドを読み、原作として読んでみました。
別の作品ですね。でも、面白かったです。
性格は違いますが、どちらもいい作品です。
井上雄彦が吉川英治を掘り起こしてくれ、そんな感じがします。
昭和戦前と現在、マンガと小説、読み比べられて面白いです。
たけぞう改めむさし
★★★★★2009-01-21
17歳のたけぞうは、
尊敬できるようなひとではなく、
野性的で、人間的にもおろかでした。
しかし、沢庵という坊さんをきっかけに、
心を改め、名前もむさしにかえることになりました。
宮本武蔵になったむさしは、
剣の道と人間修行のために
旅をすることになりました。

魅力一杯!
★★★★★2008-07-23
人気作『バガボンド』の原作。現代仮名づかいになおしてあり字も大きいので、読みやすくおもしろい。1巻四百ページありますが、すらすらあっという間に読めます。
本作の魅力は、個性あふれるキャラクターたちでしょう。原作でも又八の母親(お杉ばあさん)は濃いキャラで描かれていますし(笑)沢庵さんはかっこいいなぁ。俺もああなりたい。
これから武蔵がどう成長していくのか楽しみ♪
『バガボンド』と読み比べるのも楽しいでしょう。
あぁ武蔵!!
★★★★★2008-07-09

今月号の「BRUTUS」の井上雄彦特集を読み、「バガボンド」面白そうだなぁ!と思ってバガボンド読み!原作があるのだな!と知ってこの吉川英治作「宮本武蔵1」を手に取り読んでみました。バガボンドのおかげで登場人物の顔や雰囲気(違う雰囲気の人もいるが)が想像しやすくすらすら読むことができました。

まだ1を読んだだけですが、バガボンドとの違いなどを楽しみながらこれから2,3と読み進めていきたいと思っております。城太郎さんの父があのヒゲ侍ってのはびっくりしました!!