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名探偵の呪縛 (講談社文庫)

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  • メーカー: 講談社
  • JAN/ISBN: 9784062633499
  • 定価: ¥ 600
  • 売上ランキング: 91331 位
  • ★★★☆☆

カスタマーレビュー

掟にはかなわない
★★☆☆☆2009-10-21
掟で楽しめたのですが、こっちはイマイチ。
本格ものの「お約束」を逆手にとった内容でもなく、単に登場人物を出したかっただけみたいな作品。
ジャンル的にも分類しにくく、東野さんのほかの作品を読まずにいきなりこれを読むとちょっと戸惑うでしょう。
「本格推理小説」が好きだった人におすすめ
★★★★2009-08-30
名探偵の掟を読んで、おもしろかったのでさらにこの本も読んだ。
ギャグ路線の「掟」とは根本的に違う本。
こちらは、「本格推理小説」を客観視しながらも、
「本格推理小説」としての謎解きを実施している。
主人公はリアリティを重視する推理小説作家であり、
「本格推理小説」への軽蔑と憧れが見えかくれする。
若い頃に抱いた一途で愚直な思いを見つめなおさせてくれる本。
文庫特別書下ろし作品
☆☆☆☆2009-08-09
みなさんの評価が高いのに驚きです。
今作品はどうも好きではないです。

文庫特別書下ろし作品というところに、ウリたいキモチが見えてしまいました。
出版社が、「売れてるんですから続編を!」と書かせたような気がしてしまうんです。
作者は本当に書きたかったのかなぁと思ってしまいました。

『名探偵の掟』はあくまでも冗句。
そこにこんな世界を書いてみたくなった・・・なんて感慨を持たせる必要はなかったと思います。『名探偵の掟』がかすんでしまう。
私はそう思います。

かといって、みなさんの評価は高いので、私が楽しめなかっただけかもしれません。
楽しめなかったのが残念です。
嫌いではない
★★★★2009-07-19
前作『名探偵の掟』が面白かったので、期待して読みました。『掟』よりはスラスラと淀みなく読む事が出来ましたが、しかしなんとなく落ちは読めてしまってた…。恐らくそれは東野さんの筆力のせいではなく、私が漫画家の諸星大二郎のファンであるせいかと思います。つまり今回の作品は諸星大二郎の描く世界観と同種の匂いだったという事です。というわけで、けして嫌いな作品ではありません。テーマも明確で破綻がなく、すっきりとした物語だったなと思います。
一方で、この序盤ならばもっと壮大な展開と結末にする事も出来た筈!という個人的な思い込みが…。そうすると本来のテーマがどこかへ行ってしまうのでしょうが、「発見された150年前のミイラ」という設定は充分わくわく感をそそるので、今回のようなシュールな落ちではなく、そういう内容の現実的なミステリーを読みたかったなぁとちょっと惜しく感じました。
本格推理小説への愛
★★★★2009-07-08
 本作の姉妹本「名探偵の掟」では作者は本格推理小説への苦言を並べていて、「東野圭吾はもう本格推理小説への愛情はないのかな?」と思わされた。
 しかし、本作はそれとほぼ180度違う、「本格推理小説への愛」がメッセージとして込められた作品となっている。
 それは、本格推理小説が存在しない街とその世界を作った人物の正体がわかる点で感じることができる。

 「本格推理小説」は確かに非現実的な話なのかもしれない。
 しかし、それに夢中になりページをめくっていた時のことは忘れてはいけない。
 それが、「名探偵の呪縛」を読み終わった後に強く感じたことだ。

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