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人を見抜く技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」 (講談社+α新書)

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  • メーカー: 講談社
  • JAN/ISBN: 9784062725521
  • 定価: ¥ 880
  • 売上ランキング: 28124 位
  • ★★★☆☆

カスタマーレビュー

人間力がそのまま本書の理解の力につながる。
★★★★★2010-03-15
自分もまだ全てがわかったわけじゃないが、著者が言っていることは、一貫している。そもそもこの本の全貌を知りたいなら、前提として「禅」の考えや「江戸しぐさ」・「武士道」の本質を知らないとわからない。雀鬼の言っていることは、ここから派生していることで、みんなが何をいいたいのかわからない、というのも当然の話。アメリカナイズドされてしまった現代日本人には、昔の日本人の価値観を知る人が少ないからだ。そういう人間には、立体物を二次元的に説明しても、矛盾したように感じられて、一向に雀鬼が説明しているその立体物の全体像を把握することは難しいだろう。
しかも、それは口で説明しろ、といって説明できることではない。戦いの専門家だった昔の武士も同じことを言うと思うが、「考えるな!感じろ!」の世界。自分で感じなければ決して真実にたどり着けず、師も言葉では決して教えてくれない。自分が知りたい、と思い、感覚を研ぎ澄ませて現実の中に飛び込んで感じなければ、絶対にわからない世界なのだ。生死をかけた一流の勝負師にしか感じ取れない世界がそこにある。内容が理解できない人は、まずは命がけの世界に自分をおくことをお勧めする。
達人のみが達することができる境地を知る良いチャンス
★★★★★2010-03-14
この本に対する多くの書評に書かれていることですが、
明日から使えるテクニックや「人を見抜く具体的な技術」
をこの本に期待してはいけません。

達人にしか到達できない域の原理・原則が多くの
示唆を与えている点は大いに評価できるポイントです。
多くのレビューアは、「人を見抜くこと」を安易に
考えすぎなのでしょう。だから、批判が先行してしまう
のではないでしょうか?

ただ、その境地があまりにも現在の自分とかけ離れている為、
「それではどうやったら、自然体でいられるのですか?」
という疑問を持ってしまうのは確かです。(笑)

著者のいわんとするところは、
ゴールはここだから、途中の道筋は自分で考えろってこと
なのでしょう。人それぞれのやり方を尊重していると見る
べきなのか、そもそも読者に共通する方法論などない、
という突き放しなのかはわかりませんが、親切丁寧からは
かけはなれています。

それでも、とても大切なメッセージに富んだ本なので、
安易な批判をしている人は、800円そこそこの本に対する
再評価をするべきでしょう。僕は費用対効果としては、
とても安い本だと思います。

達人のみが達することができる境地を知る良いチャンスです。



出版社の営業戦略の成果によるものか。
★★☆☆☆2010-03-10
以前ベストセラーになった本。
今読んだら何が良いのか全然分らなかった。
著者の単なるインタビューをそのまま文字化したような内容で、ダラダラ文章が続いているだけ。
著者の本は他も読んだが、本書が出色な出来だとは思えない。
出版社の営業戦略の成果によるものか。
無理して読む価値はありません。
「癖」「体の動き」「立ち居振る舞い」といった角度から著者独特の「観察眼」が展開。
★★★★★2010-01-01
 本書は、「はじめに」から魅力に満ちている。「人が人を観察するというのはたいしたことではない、とも思っている。・・・ほとんどは自分の思考や価値観、そして体験値といった“モノサシ”を当てて見ているにすぎないからだ。」という。「絶え間なく変化していく物事に対応できる柔軟な観察力を磨いていってほしい。」と筆者は冒頭で読者に望みながら、本文で、独特な観察眼をあますことなく披露している。

「何気ない、リラックスした状態のときにこそ、『その人』が表れる」
「過剰なコンプレックスを抱えて生きている人の親指は、自然に反ってしまう」
「意味もなく動く人というのは、意味のないことを突然してしまう危険性を孕んでいる」
「人間が昔の厚みを取り戻すには、なによりもまず、“額に汗する”ことが大切ではないだろうか。手間隙を惜しまず、損得勘定も抜きにして、いろいろなものごとや人と相対してみる」
「“できない人”をみて、『なんでできないんだろう?』と考え、そこから学んでいく」
「夢や希望というものは、妄想や幻想をごまかすためにあるのだということをまずは自覚することが大切だ。・・・夢がなければ生きられないとか、希望があるから生きていけるとか、そんなものは人間の“生”とはまったく関係のないことだ」
「孫のいったこと、やったことが『ちょっと違うな』と思ったときは、物語のようなお話を即興でつくり、修正してあげたりもする。・・・子どものよくない行為を直接叱るより、そのほうが断然効果がある。」
「やたらに謙虚な人を見かけることがある。・・・こういう人も、じつは要領で生きている。」
「普段は冷めた感じなのに突然熱くなることがある。そんな人にこそ注意したい。・・・熱い人に根を持たれないようにするには、一定の距離感を保っておかなければならない」
「愚痴だと判断したら、その話はすぐに打ち切る。」
狡猾な人に対してはスズメ(雀)蜂のような鬼です、この人は
★★★★2009-10-19
自分が漫画雑誌で雀鬼を始めて知ったのは学生の頃のこと。
それ以来、勝負事の鉄則を会得することで人間関係の「空気」に配慮
する方法を血肉にするための模索を10数年、ようやく雀鬼が世に出て
発言してくれるようになりました。これは待望の一冊。

書かれてある内容は月並みな内容かもしれないけれども、極限の勝負
の中で人間への観察眼と見識を磨いて来た著者の一言一言には重み
が感じられます。レビュワー自身が進歩したと思えるのは、将棋が飛車
一枚くらい強くなったことと、人を怒らせることが少なくなったことです。

麻雀での教えは著者の別作を見ていただくとして、その要諦は
「"公"の麻雀を打て、振り込みにも良い振り込みと悪い振り込みがある」
の一言に尽きます。この教えを是非各人の頭脳と精神で消化しよりよい
人間関係を築く土台にして行きましょう。

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