悩む力 (集英社新書 444C)

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  • メーカー: 集英社
  • JAN/ISBN: 9784087204445
  • 定価: ¥ 714
  • 売上ランキング: 185 位
  • ★★★☆☆

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カスタマーレビュー

悩むより行動せよ
☆☆☆☆2009-06-18
悩むと、免疫が落ち、髪の毛が抜けたり、しわが増えたり、癌ができやすくなったりするので、良くないと思います。
結局自分で悩んで突き抜けるしかないと・・
★★★★★2009-06-06
一読では決して解りやすい本ではありません。最近ちまたにあふれてる
明快分析・明快解決なセルフヘルプ本のような、すっきりとした読後爽快感はありません。
ただ恐らく著者は、現在、自我に囚われ「自分の城」に閉じこもる人、
「自己チュ−」の人、一見社会で上手くやっているようで、表面上だけ上手くやって
見せている人、が多くなっていると感じており、それに対し、
昔の人も悩んだ。自分も悩んで突き抜けた。皆も悩んで大丈夫だよ。と
自力で突き抜けることを勇気づけようとしてくれる。その優しさが、嬉しい本です。
題名がそもそもヘン
☆☆☆☆2009-05-31
夏目漱石とマックスウェーバーについての考察というタイトルならよく分かりますが、
「悩む力」ってタイトルと内容が全然違う。
終生、悩み続けましょうょ
★★☆☆☆2009-05-26
「悩む力」というタイトルに惹かれて購入しました。
漱石や、ウェーバー、フランクルなど引用されて、
引用された先人とその著書の紹介としては、優れていると思います。
第八章まで、悩むことや、まじめであることの価値、
「自分の城」が破滅を招くこと、つながりの大切さなど、
考えるヒントがいろいろとあり、共感をもって読み進みました。

しかし、終章「老いて『最強』たれ」を読み、がっかりしてしまいました。
以下、がっかりの原因を考えてみます。

終章で、著者ご自身がこれから老年を迎えるにあたり、「横着者」でいこう、と、
それまでの章ですすめてこられた、「悩む」こと「まじめである」ことを
放棄するかのような宣言をされ、
「分別のない老人」を肯定したり、
「老人の『攪乱する力』はこれまでの社会を変えていくパワーになると思う」
といってみたりするのですが、
悩むこと、まじめであることの脱価値化は
団塊の世代の方々にはじまることだと思うのです。
その団塊の方々が、姜先生にならい「悩みは突き抜けた」と、
分別のなき「自己チュー」な価値観をもって、
定年後「野に放たれる」ところを想像すると・・・若年世代にとっては悪夢です。

俳優をやってみることや、ミュージカル映画製作や、ハーレーに乗ること。
それは「悩みの果てに突き抜けた」というより、
個人的な悩みが解消したことをもって悩むことをやめ、
悩むことから逃げて「自己チュー」に戻ってしまったように、思えます。
これでは「悩む力」というタイトルには、つり合わないように思います。
ほんとうに「悩みぬいた」人の言うこととは思えないのです。

「自分の人生について」の悩みが過ぎた後、何をどう悩むかが、
「悩む力」の真価なのではないかと、この本を読んで思いました。
夏目漱石をもう一度
★★★★★2009-05-24
夏目漱石とウェイバーの共通点を見いだしながら書き進められた本。

著者は政治学者でありながら、映画や文学にも造詣が深く雑誌に書かれたエッセイなどしか読んだことがなかったが、とても感性に共感していた。

一冊の本として初めて読んだ。

夏目漱石の作品は、若い頃に数冊読んだがどうも好きになれなかった。
厭世観が疎ましく感じられ、主人公がどうしようもなくエゴイストに思えてならなかった。

もしかしたら、それはとても表面的にしかとらえられていなかったのかも知れない、また読んでみたいと真っ先に思った。

文体は平易で読みやすく、ボオドレールやフランクルなど引き出しも多く、もっともっと学びたいという知的欲求が生まれた。

「相互承認」互いを認め合うことの重要性を最近自身も感じていたので、とても共感を伴って読み進めることができた。

「悩む」ことに目を背けて真摯に向き合うことを避けては人生の充実は得られない。

数時間で読み終えられ、充実感を得られる良書に出会えてよかったと思う。




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