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資本主義崩壊の首謀者たち (集英社新書 489A)

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  • メーカー: 集英社
  • JAN/ISBN: 9784087204896
  • 定価: ¥ 756
  • 売上ランキング: 8341 位
  • ★★★★

カスタマーレビュー

首謀者はわかった。それでどうするのか
★★★☆☆2010-01-22
リーマンショックを契機とした金融危機、
という言葉と現象のみしか知らない多くの人にとって、
この本の内容は確かに衝撃的かもしれない。
具体的な名前で首謀者たちがどんどんあげられていき、
新興国バブルや、郵政民営化の本質的な問題点も浮き彫りになっている。

ただ、結局ロスチャイルド、ユダヤ人コミュニティ、金融マフィア的な、
もうアングラでもなんでもない、よくわからない大きな仕組に対して、
われわれは何をすべきなのだろうか。

著者の言う「アメリカに対する金融支援を一切しない態度」など、
それはいったい誰ができるのだろうか。


"時代の転換"を読み解き”覚悟”をせまる必読の書!
★★★★★2009-12-13
これは"時代の転換"を読み解く必読の書です。

現代のグローバルな政治・経済状況及び日本国内の政治・経済状況の背景を理解するための必読の書といえます。
とりわけ、”平成維新”と呼ばれる国内政治状況の激変が我が国の(即ち日本国民の)未来を正しい方向に導くための必然であったことを教えてくれます。(その意味で、日本国民の良識を世界に示すことができたことをあらためて喜びたいと思います)

本書に明らかにされたような情報が一般マスコミから得られないことを嘆いていてもなにも始まりません。
良識をもった出版社と志のある研究者(探求者といった方がふさわしい)の出会いがありこのように情報が提供されているのですから、後は私たちの一人でも多くが良識のある情報に触れる努力をもって応えなければならないということです。

東西冷戦(イデオロギー対立)の終焉、ヨーロッパの統合、そして日本が提起した”アジア共同体構想”など政治・経済のグローバルな枠組みも更に歩を進めようとしています。決して後戻りしてはならない”覚悟”が私たちに今求められています。

本書は、私たちにこうした”覚悟”を迫るのです。
日本の、即ち日本国民の未来のために。

(追記)
注意して読まなければなければならないことがあります。
著者が再三引用しているニューヨークタイムズのヒトコマ漫画の存在です。

著者が「・・・驚くほど、アメリカ人自身が見事に描き出して、いかなるエコノミストや評論家の百万言より的確に問題の核心をついて、時代を活写していた・・・」と絶賛するこれらのヒトコマ漫画は、米国内に厳然として在る”良心”を表象するものでもあるということに思いを致さなければならなりません。
日本の新聞は生ぬるい!
★★★★2009-12-10
本書を読んで感心したのは、ニューヨーク・タイムズなどのアメリカの新聞に、政財官を、強烈に批判した風刺漫画が掲載されていることです。
残念ながら、このようなアメリカ有力紙を、購読しているのは、アメリカ国民のわずかな人達だけだと言う現実です。
風刺漫画だけでは比較は出来ないかもしれないのだけれど、日本の新聞の生ぬるい紙面には情けなくなってしまった。

”事実は、小説よりも奇なり”の諺どうり、昨年読んだジョン・グリシャムの「謀略法廷」などは、フィクションなのだが、テーマが小粒すぎて、この本を読んだら吹き飛んでしまう。

金融マフィア達の多くが、オバマ政権の重要ポストに存在していることの恐ろしさを、日本の政治家の何人が認識しているだろうか?



まあ、そういうことなんだろうな、とは思う。
★★★★2009-11-09
 最近読んだ竹森俊平の本では竹中平蔵は「日本経済の恩人」と呼ばれているワケなんですが、本書ではもちろん国賊扱いですね。
 09年4月刊行の本書p226には「郵政民営化は大規模な『振り込め詐欺』である」というエグイ見出しも掲げられていますが、今や民主党政権下で(実質)再国営化の方向に政策転換される模様です。これで郵貯の証券市場への流出には一定の歯止めがかかるのでしょうが、他方で、郵政が永年の間に抱え込んできた垢のようなもの清算もまた、曖昧に見送られる恐れがありそうです。
 私たちはしばしば、例えば東アジア諸国における賄賂の横行やネポティズムに関する批判的論評を耳にしますが、おそらく「グローバリズム」陣営からすれば、日本だって同類であり、旧郵政などは不透明で怪しい非合理の塊りだったのでしょう。とすれば今回の(実質)再国営化の流れは、ホメイニ革命みたいな意味を持つのかもしれません……ちょっと大袈裟か?
 しかしまあ、だからといって小泉・竹中路線に戻っていいことがあるようにも思えない。要するに行くも地獄帰るも地獄で、こういうのは禅の公案みたいなものでしょう。
 で、公案ってのはドーやって解くんだっけ?
日本の首謀者(腰巾着)は誰か?
★★★★★2009-11-03
本書を補足する良著として不破哲三氏の「私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言」を挙げたい。
合わせて読むと政治的な面からの解説書として、本書の著者が調べ上げた状況証拠を裏付けるものであると理解できる。
政治三流、経済四流と言われる衆愚政治はアメリカの策略だった。