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そうだったのか!アメリカ (集英社文庫)

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  • メーカー: 集英社
  • JAN/ISBN: 9784087464498
  • 定価: ¥ 740
  • 売上ランキング: 1610 位
  • ★★★★★

カスタマーレビュー

大人の教科書
★★★★★2009-11-20
池上さんの本はすでに何冊か読んでいますが、今回も読むのが遅い私でもぐいぐい読めました。

アメリカって嫌いなところもあるのになぜ憧れちゃうのか、、、、
この本の前書きに共感して即購入しました。

そもそも建国のプロセスが日本と全然違うんですね。そりゃ宗教観、民主主義の考え方も違ってくるってもんです。
一番感動したのは、「ジャーナリストが過去に報道の自由を守ってきた歴史ある」という件です。
その点、日本はどうよ、、、やっぱりアメリカって憧れますよ。

なぜ学校の社会の教科書ってやる気にならないように出来てるんでしょうね。
池上さんのように語ってくれる本、今この歳になって出合えてうれしいです。
知的好奇心が沸いてきますよ、ホント!!!!
次は「そうだったのか現代史」を読みます
アメリカは宗教国であり、差別と戦ってきた。アメリカ入門書のベスト本です!
★★★★★2009-11-02
私は今までアメリカに関する本をいろいろと読みましたが、
アメリカについての入門書は本書がベストだと思います。

筆者の池上彰さんは、アメリカに対しては大変厳しい目を持っており、
特にアメリカの単独行動主義に対してはきっぱりと批判しています。

アメリカ大統領が聖書を手を置き就任宣誓をする。
アメリカ人は法廷で神に誓って真実を述べると宣誓する。
アメリカでは幾多の場面で神=宗教が出てきます。
また宗教=キリスト教ではないというのが、
多民族国家であるアメリカの一面でもあるそうです。
アメリカがなぜ宗教国であるかが、
建国以来の歴史から詳しく書かれています。

そして本書のベスト章は「アメリカは差別と戦ってきた」です。
キング牧師、マルコムX。世界中にその名が轟いている二人。
その人種差別から戦ってきた不世出の黒人指導者のことがらも、
彼らの時代を追って丁寧に書かれています。
本書では白人のすさまじい人種差別に対する
黒人たちの抵抗運動から奴隷解放、人種差別撤廃への戦いと運動が
とてもわかりやすく、そして順を追って詳しく書かれています。
この章を読むとアメリカの人種差別問題は、
ほとんど人種差別経験のない日本人の私などは、
とてもわからない複雑で痛いことがらでした。
この章だけ読むだけでも本書は5つ星かと思います。

最後に一つだけ残念なのは、
本書全体を通してアメリカの経済、金融、メディアそして政治など、
その影響力が絶大なユダヤ系金融資本に関しては、
ほとんど何も書かれていません。まったく抜け落ちています。
しかしながら、これはどうがんばっても池上氏も書けない、
表部門の報道関係者にとってはタブーのことがらなのかもしれませんね…

章によっては少々物足りないところもありますが、
アメリカについて、関心のある方にお勧めします!
とてもわかりやすいので、中学生や高校生にもお勧めです。



アメリカの基礎知識
★★★★2009-08-10
アメリカ合衆国についての基礎となる知識を分かりやすく習得することができます。
歴史的に見るのではなく、文化的側面から捉えられています。
文化的な違いから理解できなかった理由が少し分かったような気がします。
ただ、少しフォローがあるものの2005年に書かれているため少し古い気がしました。
オバマ大統領以降どのように変わっていくかについて注目してみたいと思いました。
アメリカを知るための教科書のような本です。
旧版(2005/10)を加筆・文庫化。アメリカの"論理"・"(屁)理屈"がよく分かる。
★★★★★2009-06-28
池上氏が"嫌い"でもあり"大好き"でもあるアメリカ。そんな思いが詰まった「アメリカを知るための教科書」です。(旧版「そうだったのか!アメリカ」を文庫化に際し少し加筆したものです) アメリカという国家が如何に生まれ、その経緯で形成された"民主主義"・"使命観"が如何に変容していったのかが良く分かります。(アメリカは"カナン定住"以降の「新しいイスラエル」だった、という指摘には"目から鱗"でした)

アメリカの"論理"・"理屈"は、アメリカなりに"筋"が通っていることは分かります。しかし、本書を通読しての感想はズバリ、「そうか、アメリカは ドラえもんの"ジャイアン"だったんだ!」なのです。("お前の物は俺の物、俺の物は俺の物!", "いつ俺が返さないと言った? 永久に借りておくだけだぞ !", "正しいのは、いつもオレ様だ", "俺は王様だ。さからうものは死刑!"...) しかし、そんなアメリカも様々な内部矛盾を抱えている国家であることも分かります。
それにしても"オバマ大統領"を誕生させたアメリカの"底力"には改めて感嘆せざるをえません。それにひきかえ我が国は... どうなりますやら。

【主要目次】第1章 アメリカは宗教国家だ、第2章 アメリカは連合国家だ、第3章 アメリカは「帝国主義」国家だ、第4章 アメリカは「銃を持つ自由の国」だ、第5章 裁判から見えるアメリカ、第6章 アメリカは「移民の国」だ、第7章 アメリカは差別と戦ってきた、第8章 アメリカは世界経済を支配してきた、第9章 アメリカはメディアの大国だ、(文庫化に際し書きおろし→) オバマ以降のアメリカ (17頁分)

「オバマ以降のアメリカ」は長めの「あとがき」に相当すると思えば良いでしょう。オバマ大統領誕生を振り返りつつ、本書の内容を振り返っています。(旧版の視点("座標軸")が如何に的確だったかが、よく分かりますね)

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