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営業ものがたり

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  • メーカー: 小学館
  • JAN/ISBN: 9784091792761
  • 定価: ¥ 880
  • 売上ランキング: 5944 位
  • ★★★★

カスタマーレビュー

愛だネ。
★★★★★2010-02-08
なんかサイバラさんの愛を感じる描写で、イイ感じです。そうだよね、こんなんして生きて来たし、こんなんして生きてるもんね、って思う。出口がないようなあの頃の感じとか、とってもリアルでなつかしイ。いとおしくさえ感じるあの空気感。近ごろの人間模様もリアルで切ない。
なんかさあ、元気出るよね。
そしていつもながらのゆるい画が疲れなくていい。独特の間のとり方が、バツグン。
いまひとつ
★★☆☆☆2009-06-22
西原ファンではないので辛口ですが、、、
収録されている「うつくしいのはら」だけでも買う価値があるらしいので期待して買いましたが、私にはあいませんでした。
確かにいい話なのかもしれませんが、絵がきたなすぎて私には受け付けられませんでした。。
「上京ものがたり」はよかったし、ずっと手元に置いておこうと思いましたが、「営業ものがたり」はすぐにでも手放したいです。もう二度と見たくないです。下品な内容も多く、子供にも読ませたくないです。
過酷な現実を、とてつもニャく美しく且つ残酷に描ききる
★★★★★2009-05-06
収録作品のひとつ、「うつくしいのはら」。

......貧困と無知が紡いでしまうカルマ、その永遠に絶ち切ることができニャい連鎖はさらに輪廻しニャがら、人は虚しくもそれに立ち向かおうとする不条理......

過酷な現実を、とてつもニャく美しく且つ残酷に描ききった!!
『シシュポスの神話』(アルベール・カミュ)に匹敵する傑作だった。
読んでいて、Sly & The Family Stoneの"There's A Riot Goin' On"が聴こえたニャン。

これだけのために買っても決して後悔しニャい!!!!!
ものがたり第3作
★★★★2009-02-09
上京ものがたり、女の子ものがたり、に続く、同様の装丁のものがたりシリーズの単行本。

冒頭の営業ものがたり8作と、浦沢さんとわたくし、おまけまんがは、いつもの西原氏のノリ。
「うつくしいのはら」は叙情的な良作。
朝日のあたる家5作は、ぼくんち番外編といった趣。
うつくしいのはら。
★★★★★2008-06-25
サイバラ版のPLUTO。原作は手塚治虫。

この作品でサイバラは完成形を見せてしまった。
サイバラ自身が「長すぎる」と批判した浦沢直樹のPLUTOに対抗してこの作品が描かれたという点も含めて、サイバラワールドはもう完結してしまったのだと思う。

愛読者としては嬉しくもあり、寂しくもあり。

これまでサイバラが書いてきたすべての作品の根源がこのたった10数ページに描かれており、サイバラの原風景・トラウマ・モチベーション・粋・空気感・息づかい・意志、その他サイバラの漫画を構成するすべての重要な要素がこの作品で結実してしまった。

そこにはほんとうのことしか描かれていない。
ほんとうのことだけを描くことがどんなに難しく、残虐なことか。
サイバラはそれを成し遂げたのだ。

サイバラはこの10数ページを描くためだけに、漫画家になったのかも。
そして、この10数ページを描くためだけに、漫画家であり続けたのかも。

うつくしいのはらに立つ「少女」の物憂げで、優しげで、寂しそうで、強そうで、それでいて儚い表情は、サイバラの存在証明そのものなのだ。

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