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小川未明童話集 (新潮文庫)

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  • メーカー: 新潮社
  • JAN/ISBN: 9784101100012
  • 定価: ¥ 460
  • 売上ランキング: 39078 位
  • ★★★★

カスタマーレビュー

日本語ってきれい
★★★★2009-05-24
語りが独特な雰囲気を持っていて、
読み聞かせをしてもらっているような気分になりました。
全部で25のお話が収録されています。

どれもそれぞれ魅力的なお話ですが
私は特に「赤いろうそくと人魚」「殿さまの茶わん」が好きです。
「赤いろうそくと人魚」は人間のもの悲しさと
怖さを孕んでいる気がします。
それと同時に人魚の描き出す儚げで美しい赤いろうそくが
目に浮かんでくるような、視覚に訴える魅力があります。
「殿さまの茶わん」はどこかユーモアを感じさせてくれました。

グリムやアンデルセンのような明確な展開をもった作品というよりは
幻想的で、文章の世界に浸っていくような作品だと思います。

素晴らしき日本的なノスタルジーの数々
★★★★★2009-02-28
昭和の童話作家、小川未明の短編童話集。この中に収められている『野ばら』は教科書なんかにも載っている有名なはなしで、国境におのおのの国から配置された老兵士と、若い兵士の物語です。
どれも日本的なノスタルジーに溢れていて、心が温まり、それでいて時々人間の業の深さにはっとさせられるような批判的な内容まで幅広く、童話だからといって軽視は出来ない作品ばかりです。大人になってから読む童話もまた、一興でした。
奥深いです
★★★★★2009-01-19
今まで小川未明という人を知りませんでした・・・
『赤いろうそくと人魚』を酒井駒子さんの絵本で知り、原作を読みたくなりました。
『童話』は子供のものかという概念が飛びました。
ゆっくり、じっくり、大人も読むべきだと思いました。
もちろん子供の時に読んだらきっともっと素敵な童話であると思います。
泣いてしまう
★★★★★2007-12-01
 小川未明の童話25篇が収められている。
 「赤いろうそくと人魚」、「野ばら」、「兄弟のやまばと」などの有名な作品も入っているので、初めての人にも読みやすいのではないだろうか。
 叙情性と哀しみに満ちた作品ばかりで泣けてしまう。他に類を見ないタイプの童話だと思う。
 小川未明の作品集は、ほかにも岩波文庫、春陽堂文庫、講談社文庫などで出ている。いちばんオーソドックスに読みたいなら、この新潮文庫版かと思う。
ネットではじめて知りました。
★★★★★2007-11-08
宮沢賢治は知っていましたが、小川未明は恥ずかしながらネットで偶然知りました。おじいちゃんが傍で語ってくれるような、そんな感覚がありました。”野ばら”では、バラの花の香りが、月夜と眼鏡では、やわらかな香水の香りが、本当に香ってくるような、美しい文章でした。母に聞いてみたら、やはり知りませんでした。(母もかなりの本好きですが・・・)母も同じく感動したようです。星新一のショートショートのようなオチではなく、淡々としたオチで、最後はこういう意味だったのかな?等と読み終わった後、考えさせられる内容です。

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