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そうか、もう君はいないのか

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  • メーカー: 新潮社
  • JAN/ISBN: 9784103108177
  • 定価: ¥ 1,260
  • 売上ランキング: 25655 位
  • ★★★★

カスタマーレビュー

ほのぼのします。 読ませられます。
★★★★★2010-03-16
城山三郎さんの奥様との出会いから奥様が亡くなるまでの
お二人のこと。

読ませていただきました。
ハラハラドキドキの青春や初恋ものを読ませて頂いた
かのような、新鮮さです。

小さな映画館で文豪の青年時代の出会いから、熟年の夫婦の
あり方までの時代劇を見せていただいた感じです。

文章は、練られているので上品で味わい深いです。

奥様を可愛い天使と呼ぶ文豪がステキですね。
孤独と甘えと幸せ。
★★★★2010-01-06
その題名に惹かれた。

読むと、目の奥が熱くなってくる。

愛する奥さんのことを書いた本なんですが、その奥さんがガンで亡くなるくだりは、その切なさ、空しさ、やるせなさに満ちている。

奥さんがいないということに、慣れることができない、と。

ふと、そう思ってしまって、また君に話しかけようとしてしまう、と。
そして、

そうか、もう君はいないのか。

切ない。

以前どこかで聞いた。

本当に心の底から愛し合い、愛を持続し、得難い関係を築ける夫婦というのは滅多にいないけど。

そういう夫婦というのは、どちらかが先に死んだ後に、地獄の苦しみを味わなければならない、って。

まあ、それも人生の幸せの捉え方を、その過程に置くか、結果に置くか、年月に置くか、苦しみ悲しみ喜びの量で置くかによりますが。

この本の途中に、奥さんを想った詩が二編載っているんですが、それが本当に素晴らしい。

男の孤独と甘えと幸せの全部が包含されている気がします。
感動的な作品
★★★☆☆2009-12-05
「二人三脚」。この言葉がふさわしい夫婦の歩みだった。出会いから結婚までの
不思議な縁。ほほえましい結婚生活。そして悲しい別れ。どの文章にも、作者の
妻へのあふれんばかりの愛情が感じられる。この作品には書かれることのなかった、
つらいことや苦しいこともたくさんあっただろう。それらを、夫婦ふたり手をたずさえて
乗り越えてきたに違いない。出会いがあれば別れがある。それは当たり前のことだ
けれど、作者と妻との別れには涙した。どれほどつらかったことか・・・。夫婦や家族の
絆の大切さをあらためて感じさせてくれる、感動的な作品だった。
忘れられない手記
★★★★★2009-09-28
プロの作家が発表せず書き残した手記。ということは、プロがアマに戻って書いたのがこの手記だという事になる・・・。そりゃぁ、凄いはず。
私にとっては忘れられない一冊が増えました。妻への思いには親近感が持てて、でも、自分にはこんなのとても書けないだろうと思います。書く、ということはこんなに凄い事だったんだ、そう思いました。
とても切なく、そして心温まります
★★★★2009-04-14
自分のおやじとおかんの別れの間際を思い出して、
とても切なくなりました。

そしてその後の生き方を見ると、自分の親の思いの重さを感じて、
私自身の生き方を振り返りました。

字も大きくとても読みやすくスラスラと2時間ちょっとで読んじゃいました。
その後は、お茶でまったりと余韻に浸れます。

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