そうか、もう君はいないのか

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  • メーカー: 新潮社
  • JAN/ISBN: 9784103108177
  • 定価: ¥ 1,260
  • 売上ランキング: 4086 位
  • ★★★★

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カスタマーレビュー

とても切なく、そして心温まります
★★★★2009-04-14
自分のおやじとおかんの別れの間際を思い出して、
とても切なくなりました。

そしてその後の生き方を見ると、自分の親の思いの重さを感じて、
私自身の生き方を振り返りました。

字も大きくとても読みやすくスラスラと2時間ちょっとで読んじゃいました。
その後は、お茶でまったりと余韻に浸れます。
「家」を失った城山三郎氏。
★★★★2009-01-30
城山三郎氏の死後、点在していた原稿を、家族から新潮社に渡され出版に到ったもの。
妻容子さんが癌により68才で亡くなるまでを、二人の出会いから書かれています。
容子さんの明るくユーモアあふれる愛すべきキャラクターが生き生きと描かれています。
いつもの几帳面な文体で、それを記す城山三郎氏…。
氏にとっての容子さんは、心の拠り所としての「家」であったのだと思いました。

タイトルの一言が胸にしみる
★★★★★2009-01-30
「そうか、もう君はいないのか」 
ついそこにいるものだと思って話しかけてしまう城山さんの行動にぐっときてしまいました。
自分も最愛のパートナーと、このような関係でい続けたい、そう思える最高の本です。

慈愛に満ちた家族
★★★★★2009-01-25
四つ年下の妻、容子を癌で失った城山三郎が、妻との出会いから共に歩んだ半生を振り返り、改めて妻の存在の大きさ、妻と共に歩んだ人生の豊かさを噛みしめる。抑制を効かせ淡々と流れるような文章の中に、妻に対する暖かい眼差しが感じられ、妻容子の包み込むようなおおらかな人となりもじんじんと伝わってくる。この二人が伴侶として共に生活することは、きっと神様が運命付けていたのであろうと確信させるような話である。次女紀子さんの後書きも含めて、涙を拭くティッシュの枚数は数え切れない。本当に幸せで慈愛に満ちた家族であったんだなと思われる。
夫婦とは愛し合うもの
★★★★★2009-01-24
夫婦というものは、争いながらもともに戦っていく、敵であり戦友であるように感じていた。が、この本を読み、慈しみ合う事のみでなりたつ夫婦もあるのだな、としみじみ思った。

印象的だったエピソードは沢山あるが、娘さんの文章で、「お母さんが、人生で一番ショックだったのは、お父さんが30代でガンの疑いがあると聞いた時だったと言っていた」というくだりである。
多くの母親は、子供を持つと同時に、子供が最優先になる事がほとんどのように思う。が、容子さんは、「子供ももちろん大事だけれど、お父さんの事がやっぱり一番大事」と言う。
これが言える夫婦がどれほどいるだろう。
そして、それを言える夫婦の元に生まれ育つ子供はどんなに幸せだろうと思う。
自分が幸せになる道を正しく選択できるのだから。

夫婦が互いを卑下する事が習慣化している日本だが、皆が、愛し合い、慈しみ合う事を隠さず生きていく方が、世の中はいいものになると思う。
そんな気持ちにさせられる本である。

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