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物語 フランス革命―バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで (中公新書)

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  • メーカー: 中央公論新社
  • JAN/ISBN: 9784121019639
  • 定価: ¥ 966
  • 売上ランキング: 140495 位
  • ★★★★

カスタマーレビュー

現在社会誕生のすさまじいドラマ 〜ルイ十六世、アントワネットから、ナポレオンまで
★★★★2010-01-16
歴史には疎いですが
この物語は、面白く読むことができました。


「自由」や「平等」といった
今では当たり前のように思われている権利や考え方が
このような激しいドラマの中から
誕生したというのは
とても興味深いです。

妙に人間くさい
ナポレオンに関する記述もいいですね。

今、日本が平和なのも
原点はここかと思うと
歴史の奥深さを感じずにはいられません、、、。
読みやすいフランス革命入門
★★★★★2009-11-08
近代史は、フランス革命からスタートする。
国民国家(ネーション・ステート)もフランス革命によって生まれた。
・・・と言われ、その重要性は良く指摘されているが、フランス革命の全体像を把握するのは意外に難しい。

しかし、この本は、時代背景に関する記述と列伝風の記述をうまく組み合わせて、コンパクトに、フランス革命の全貌を描き出している。

ルイ16世暗愚説や、恐怖政治がロべス・ピエールという狂信的政治家1人の手によって行われたかのような安易な描写に陥ることなく要領よくフラン革命の起因と暴走のプロセスを描き出している。特に、恐怖政治の背後に国民のファナティズムがあることを指摘している箇所は短いが読みすごせない。

何よりも読みやすいのがいい。万人のためのフランス革命入門書である。

コンパクトな分、細部の記述には物足りない箇所もあるが、これはやむを得ないだろう。読者は、この本で、フランス革命の全体像を掴んだ上で、次のステップに進めばいい。この本を読んでおけば、フランス革命関連の本は、随分と読みやすくなるはずだ。
ちょっと感動。
★★★★2009-09-19
読み応えがあった。

この本は、読者それぞれの知識に対して大きく開かれている。ほとんどフランス革命を知らない人から、そこそこ知識を持っている人まですべての人がこの本から自分の今必要なフランス革命の概要を知る事ができる。それだけ、基本を押さえてかつ多くの複線が張り巡らされている本にあまりめぐりあった事はなかった。そろそろこの国のフランス革命の研究が一巡りした成果だと思う。それこそ、「革命の泥沼」に嵌る事なくナポレオンにまでたどりつくこの物語を読み終わって一種の感動を味わった。筆者は巧みに泥を避けながら自身の信じる道を一歩一歩辿っていく。それは、長く洋の東西を問わず重ねられてきたフランス革命史の研究成果を土台にそれを信じて実直に研究を続けられている成果だと思う。

詳細は当然に省かれているが、例えばバンデ、例えばフーシェやタレーラン、例えば王政への積極的評価、例えば近代合理主義への懐疑、はたまた、あからさまな革命賞賛、民衆へのめくばり、人口論への入り口、などなど、あげれば切がないほど多くの入り口が用意されていて、本当に入門書としてすばらしいと思う。
継続
★★★★★2009-08-17
1 高校時代、世界史の授業で、
 ていねいな説明があったのを思い出し、
 手に取った。
2 クーデターが頻繁に起こって、
 落ち着いていったのだと思う。
3 第三世界へのインパクトも
 強かったのだろう。勉強になる。
学者には書けないフランス革命入門書
★★★★★2009-07-25
 革命とは、正しくその時代の人間達によって邁進させられるものだと、あらためて感じられる本です。そこには、未来の歴史家が事後に与える勝手な論評など全く寄せつず、それでもなお屹然として過去に存在した事実としての迫力があります。
 本書は、その一点のみに重点をおいて記述された感があり、その時代の人間を中心とした生き生きとした描写は、歴史書は苦手と思われる方にも、受け入れやすいでしょう。また、物語と銘打ってはいてもフィクションではないので、歴史書としての価値が損なわれているわけでもありません。
 しかし物語と銘打った分、隅から隅まで論じないと気が済まないような学問領域から見た場合には、幾分記述が不足している部分もあるようです。ですので、フランス革命史入門という意味では、できるなら本書の他に、フランス革命―歴史における劇薬 (岩波ジュニア新書)も読まれることをお勧めします。

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