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普及版 モリー先生との火曜日

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  • メーカー: NHK出版
  • JAN/ISBN: 9784140810071
  • 定価: ¥ 998
  • 売上ランキング: 2160 位
  • ★★★★

カスタマーレビュー

別宮貞徳氏の翻訳は貧弱すぎてげんなり
☆☆☆☆2009-09-24
素晴らしい本だと思います。…原本がそのまま読めるならの話ですが。
元・上智大の教授(本当なのでしょうか??)でらっしゃる別宮貞徳氏が翻訳を担当されていますが、
原本のよさがこの方のせいで半減しているので残念でなりません。

文章にセンスを感じられないし、初心者のような(失礼!)幼稚な訳には
げんなりする個所も多く、読んでいる最中に感動が何度も中断され、
腹ただしさを感じずにはいれませんでした。原文で読むほうがもっと心に強く伝わってきます。
本当は翻訳担当を変えて再出版できると一番ベストなのでしょうが…。
正直、こんなにお粗末な訳本は読んだことがなかったので、ある意味驚きました。
本の魅力そのものがたかが翻訳者一人でこれほど左右されるとは…。

…もったいないの一言です。(溜息)
死を意識すれば、自ずと些事は消えていくのでしょうね。
★★★★2009-09-19
本書は難病に犯された老教授が、難病と戦いながら教育者として生き貫いたドキュメントです。
人間に存在する無数にある欲望。その多くが、まるで生は無限である、時間は無限である、と
いった感覚から生まれています。私も含めて目先の問題や悩みに囚われるのも、その為でしょう。

ところが人間は死にます。意外と早く死にます。死はいつも隣り合わせです。死を意識すると、
人間は些事に囚われにくくなるのではないでしょうか。私は実際そうでした。実際長い間死を意識
し続けた私でも、死を意識する必要の無い平穏な生活が続くと、いつの間にかハングリー精神を
失い、依存心は高まり、些事に囚われる事が多くなりました。

本書は読書の本質のひとつ。「他人の人生を疑似体験する事で、多くの学びや気付きを得る」事を
実り豊かに読者に提供してくれます。元気な毎日を送るとどうしても「死」は意識しずらい。本書を
読んで死を意識する事で、生を豊かにできる一助になれば。きっとモリー先生も満足な事でしょう。

モノが全てを支配する世界から、心も重視する世界への転換。資本主義の進化の命題でしょうし、
我々日本人が頑張ったからこそ手に入れられた新しい課題だといえましょう。モノの支配について
詳しく学びたい方は、エーリッヒフロムの『自由からの逃走』を読むといいと思います。
5年後、10年後に読み返したい本
★★★★★2008-11-23
本当に良い本だと思う。なによりモリー先生の語るシンプルで、それでいて深い叡智に裏打ちされた言葉がすばらしい。「いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかを学べるんだよ」とモリー先生は言う。ページをめくるごとに、自分がいかに余計なものに囲まれて、余計なことばかり気にして生きているかに気づかされる。「われわれのこの文化は人びとに満ち足りた気持ちを与えない。文化がろくな役に立たないなら、そんなものいらないといえるだけの強さを持たないといけない」。こんなグッとくるような言葉がいたるところに出てくる。人生の節目ごとに読み返していきたい本だ。
現代社会の垢を落としてくれる名作
★★★★★2008-04-24
著者のミッチ・アルボム氏はブランダイズ大学を経て、コロンビア大学大学院でジャーナリズムを専攻した、人気のスポーツ・コラムニストである。

ある時、大学時代の恩師である、モリー・シュワルツ先生を偶然テレビで見かける。先生は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気に冒され余命幾ばくも無い。先生は残りの人生を自分らしく生き抜くことを決意し、自分の死を見つめ、何かを学べと提案する。

本書は、あわてて飛んできた著者が、先生が亡くなるまで毎週火曜日先生の自宅に訪問し、愛/仕事/社会/家族/老い/死/など様々な問題を語り合った記録である。

自らの行き方を考える上で、老若男女問わず、すべての人にオススメしたい普及の名作である。
定価950円のこの重さ・・・
★★★★★2008-03-30
初版が出てから十年余りたった今、読みました。
深いですね。読後は言葉にならない感動と言うか
何かを感じさせられました。
日に日に衰えていく先生の姿にミッチはやり場の無い
悔しさに苛まれたに違いありません。
文化が人を人らしくさせていない。人が作った文化なのに
それに日々埋没されていくわたし達。
なんとも皮肉な世の中です。
そして人の欲。新しい車、新しい家それでもどこか満たされて
いない現代の人たち…。確かにわたし達は新しい車にも家にも
決して愛されることは無い。
やはり人として人を愛し(海援隊の歌みたいですが)そして
愛される喜び…。

これから何かに追い詰められた時、いつでも開けるように
そばに置いておきたい素晴らしい一冊に出会えた。