夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

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  • メーカー: 早川書房
  • JAN/ISBN: 9784150103453
  • 定価: ¥ 756
  • 売上ランキング: 2522 位
  • ★★★★

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カスタマーレビュー

「夏への扉」とは?
★★★★★2008-10-12
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))
一回きりの読了では、この本の魅力が味わえない。 色々なところに、ラストへの伏線が隠されている。 

タイムマシンの発明者に対する態度は、いささか強引で、幼稚な感は否めないが、その点を差し引いても作品としては充分魅力的である。 

タイトルの意味を反芻することは、想像力をいくらでも膨らませることができて、楽しい。
夢の詰まったお話
★★★★★2008-07-02
古典SFとして名高い小説ですが、どうやら、読む人によって着眼点が変わってくるような気がして面白く感じています。
自分は、この作品を読んで、夢の詰まったお話だなと思いました。というのは、こんなことできたら、あんなことをしてくれたら、そんな夢物語が素直に描かれているのです。同時に、未来が悪くなるなんてそんなことはないと将来の不安をばっさり、より良い未来へ目を向けることを提言しています。

これはあくまで私というフィルターを通した見方です。
どんな本もそうですが、この本は特に他人の評価など忘れて、素直に自分なりの読み方をするのが良いです。
爽やかなSF
★★★★2008-04-06
登場人物に愛嬌があるのがいい。
科学的な要素は実に素朴だが、逆にそれが、この作品の魅力を引き立てている。
人間味溢れるコメディ作品といえるかもしれない。
読後の爽快感は格別である。
独特の軽妙さ
★★★★★2008-01-10
主人公はかっこよくもなく善良でもなく・・・
でもはねるような軽妙な物語に魅せられてしまいます。
まさに猫のような小説。
猫が開く「希望への扉」
★★★★2007-10-23
本作発表時、既にSF作家としての名声を確立していたハインラインが贈る心温まるファンタジー。冷凍冬眠によるタイムトラベルも登場するが、SFを読んでいるという感じはしない。SF的設定は単なる味付けであろう。

冬のコネチカット州の農家に住む失意の三十男と男が飼う猫ピート。ピートは家のアチコチの扉を開けて回る。「夏への扉」を捜しているのだ。この「夏への扉」は、引き続く未来へのタイムトラベルの入口に対する直喩でもあるが、もっと幅広く「未来への希望の扉」の象徴であろう。三十男と歳の離れた娘とのロマンスも物語の中で違和感なく語られる。ファンタジーの世界であり、読む者に夢と希望を持たせる話なのである。それにしても、猫好きの私にとって、作者がピートを活躍させてくれて嬉しい。私も小さい頃は、飼い猫と会話していたのだ。

ファンタジーの世界の中で、読む者に「あなたも自分の「希望の扉」を開けなさい」と、励ましを与えてくれるハートフルな秀作。

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