夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

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  • メーカー: 早川書房
  • JAN/ISBN: 9784150103453
  • 定価: ¥ 756
  • 売上ランキング: 3379 位
  • ★★★★

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カスタマーレビュー

傑作
★★★★★2009-05-29
主人公に扉を開けてもらってその扉の前に雪があるのを見ても
他の扉のどれかは夏へと繋がる扉だと頑なに信じている猫のピート。
とても動物的というか猫っぽくてとても可愛い。
2,3ページ辺りのその描写だけででこの小説はきっと面白いぞと思った。
そんな僕の勝手な直感をこの小説は裏切ることなく、僕を魅了した。
面白い小説を読みたいと思っている全ての人にオススメの小説。
SF小説というジャンル分けはもったいないかもしれない。
元気をもらえる作品ではありますが
★★★☆☆2009-05-19
 七転び八起きの心意気で、どん底に落ちても次から次へ打開策を見出して、前向きに実践してゆく多情多感な主人公に、読者は励まされるでしょう。何かで落ち込んだ時に読むとよいかもしれません。SF的には、冷凍睡眠と時間旅行をシンプルに絡めていて、ビッグスリーの時代の作品としては標準レベルでしょうか。全体的によくまとまって、予定調和していると思います。
 ただ、完璧なハッピーエンドを目指すあまり、実に都合よく主人公の前に弁護士や公証人が現れたりするのは、いくら小説とはいえ、やや強引な感じがします。もちろんファンなら当然許せるところでしょう。
 そしてわたし的には、ハインライン翁の社会観や人生観が鼻について、あまり主人公に感情移入することができませんでした。「強いアメリカ」、「不屈のアメリカの男」に、登場する主な女性は、か弱く少し頭の弱い、かわいらしい若い女か、さもなければとんでもない悪女という極端な対比。やはりこの巨匠の最高傑作は「異星の客」ではないかと思ってしまうのですが。
感涙もの
★★★★★2009-05-08
1980年だったでしょうか、手にしたのは。
当時兄が山下達郎きちがいで、同名曲「夏への扉」
を聞かされたのですが、特に何も感じなかった。
しかしこの本を読んでからもう一度聞くと、
ドーっと涙が流れました。

サイコーだぜ、達郎、ハインライン。

SF漫画家の星野之宣もハインラインに影響を受けてますね。

「愛に時間を」とか「メトセラの子ら」とか、
ラザルス・ロング物も読みましたが「夏への扉」の方が良い。
不思議なことに「宇宙の戦士」は手にしなかったのですが、
映画「スターシップ・トゥルーパーズ」、原作とは全く別物と
いうことらしいですが、楽しめました。(2、3は全然面白くなかった。)
らもっくすといい、これといい
★★★★★2009-04-08
ハインラインてかわいいらしい生き物の描写が
ほんとうにもう…。

ちょっと古臭いけど決して色あせない傑作であるし、
猫好きでこの本に心を揺さぶられない人はいないんじゃないでしょうか

確かに猫要素は表紙絵からもつ期待度からしたらうすいですが、
最後のシーンは猫好き、とくに愛猫を看取ったことのある
人にはきっとたまりません。
ほんとにこれが現実なら、いつかまた会えるなら、
とはてもないことを願ってしまい、
涙がとまりませんでした。
《実学》としてのハインライン。
★★★★★2009-02-27
私がハインラインを愛読する、最大の理由は、《好き》だからと言うより、《必要》だからである。好き嫌いで言うなら、スタージョンの方が好きだったりするが、必要性で言うなら、ハインラインの方が遥かに上である。ハインラインの作品は、一種の《実学》として成立している、と思う。本書においても、ハインライン流の《実学》が、ある意味、理想的な形で描かれている。やはり、ハインラインは、本当に《偉大》な作家なんだと思います。

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