タイタンの鋼要塞 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-355 宇宙英雄ローダン・シリーズ 355)

  • タイタンの鋼要塞 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-355 宇宙英雄ローダン・シリーズ 355)の画像
  • メーカー: 早川書房
  • JAN/ISBN: 9784150116927
  • 定価: ¥ 609
  • 売上ランキング: 39083 位
  • ★★★★★

この商品を買った人はこんな商品も買っています


カスタマーレビュー

敵地タイタンの鋼要塞でレティクロンを倒せ!哀感ローダン・シリーズ第355巻。
★★★★★2009-03-08
土星タイタンの鋼要塞に隠棲する銀河第一ヘトランに迫る意外な運命の悪戯を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第355巻。本巻の執筆者は、貫禄の重鎮フォルツと奇想の業師クナイフェルです。ロナルド・テケナーとムサイ3名が敵地土星タイタンの鋼要塞に転送され虜囚となる。一方、ホトレノル=タアクも年老いた銀河第一ヘトランを交代させようとタイタンへやって来る。当然囚われの身となったテラナー中心に話が進むだろうという予想を裏切り、意表を突いて悪役レティクロンの立場で物語を展開する所にローダン物語の自由奔放さを感じます。
『タイタンの鋼要塞』ウィリアム・フォルツ著:ホトレノル=タアクが連れてきた新銀河第一ヘトラン候補者の若い超重族マイルパンサーに対し老いたレティクロンは決闘を申し込む。本編では悪役ながら非情な新旧交代を迫られるレティクロンに同情し肩入れしたくなります。不利に陥っても敗北を想定し老人の叡智で永遠の生命を得ようと周到に準備する計画はお見事ですが、フォルツが最後に用意した運命の皮肉に唖然とさせられました。『捕らわれの宇宙船』ハンス・クナイフェル著:時に3578年、通称ダンベル船《ソル》は遂に故郷銀河のポジションを発見した。ローダンは食料を補充する最後の地という意味で名づけた惑星ラスト・ストップに艦船の2/3を切り離して降り立ち自ら指揮を執る。本編では本当に久し振りに現れた ‘それ’の哄笑に驚かされ、テラナーにとって天国から一転地獄へと突き落とされる飛び切り難解な謎の提示には乗員同様に苛立ち頭を悩まされるでしょう。
本巻の翻訳者、林啓子氏のあとがきはご自身が26歳の時に突然行動予知力に目覚めたという興味深いお話です。人類を幾度も発展に導いて来た宇宙の不死者‘それ’が告げた試練‘七つの封印’とは何か?遂に復活したローダンの今後の活躍に大いに期待しましょう。

同じテーマの商品を探す