数学をつくった人びと〈2〉 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)

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  • メーカー: 早川書房
  • JAN/ISBN: 9784150502843
  • 定価: ¥ 861
  • 売上ランキング: 108725 位
  • ★★★☆☆

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カスタマーレビュー

本棚からとって、ときどき読みたい本です
★★★★★2009-06-14
面白いストーリがいっぱいです。

たとえば、ジョージ・ブール。
12歳のころ、「今度はいい仕事をしてやろう、それでなかったら何もするまいと
決めて、つぎの2年間、ラテン語とギリシャ語を、まただれの助けもかりずに勉強
した。」(77p。)

リーマン。
ギムナジウムの校長のシュマルフスのすすめで、あまり易しくないといいのだが、と
思いつつ、ルジャンドルの『数論のすすめ』を借り出した。大型四つ折り版、859
ページの大作で、非常に綿密な理論で、うずまっていた。6日後にリーマンは本を返
しにやってきた。
「どこまで読んだのかい?」とシュマルフスがたずねると、「これはじつにすばらしい
本です。ぼくは全部理解しました。」と答えたのだった。(同175p。)
またこの項には、リーマン空間の、簡潔な解説がある。

アーベルとガロア
★★★★★2009-05-27
確かに青木薫さんの訳に比べたら見劣りしますが、面白さを損なう程の悪さだとは思えないんですが。。。
歴史的名著です。他の書物に、この本の内容が多数引用されていることからもわかります。
私はかれこれ20数年前に(高校生のころ)、図書館でこの本に出会い、アーベルとガロアの章を泣きながら何度も読みました。あんまり読みすぎて丸暗記しそうになりました。この2つの章は訳が悪いことはないはずです。若干ガロアの章は訳が悪いような気もしますが。実際この2つの章のために、どれだけ多くの世界中の若者が数学にのめりこんで人生踏み外してるか知れないくらいです。というか実は私20代後半までアーベルとガロアしか読んでなかったんですが。
面白くないという方はまずアーベルとガロアだけでも読んで下さい。泣きます。数学者の伝記で号泣するとは一体どういうことだろう、と大いに動揺してください。この2人の若い天才のことが頭に焼きつきます。2人の名前を見つける度に注意を払うようになるでしょう。その後、ETベルの脚色についての記事を、あなたはどこかで見つけてギャフンとなるでしょう(詳細は伏せます)。2000年頃話題になったんですが、そんな事が話題になるくらい、みんなが読んでいた本だったのです。
ニュートンの部分だけでも読んで下さい
★★★★2009-01-03
訳が微妙なのと、若干数学の知識(高校レベル)が必要なので最初読んでいくのがつらいかもしれません。しかし、それでも私は、ニュートンの章で感動の涙を通り越して吐き気さえもよおすほど、彼の偉大さが伝わる話だったと記憶しています。

誰か、映画化してくれませんかねぇ。入りは、高校の微積分の授業の最初で、黒板にSir Isaac Newtonと書かれており、先生がこれが誰だかわかりますか?と生徒に聞く場面。そして、かませ犬のライプニッツとのコメディ的な数学争いを描いて欲しいです。
数学を身近に感じさせてくれる好著
★★★★2008-03-07
著者のE・T・ベルは全米数学者協会会長や全米科学振興会の副会長などを務めた。この本は1937年に初版が刊行され、以来数学史の古典として読み継がれている。ベルは「序論」にこう書いている。

<ここに紹介した数学者の生涯は、一般読者や、現代数学をつくりだした人間とはどんな人間なのか知りたいと思う人びとを対象に書かれたものである。私の目的は、今日の数学の広大な領域を支配しているいくつかの主流をなす考え方へ、読者を導くこと、しかもそれらの考え方をつくりだした人びとの生涯を語ることを通じて導くことにある>

<いくつかのもっとも大切な観念、たとえば「群」、「多次元空間」、「非ユークリッド幾何学」、「記号論理学」についても、おおまかな概念を理解するには、中・高等学校程度以下でも十分である。何よりも必要なのは、興味と落ち着いた頭脳とである。現代数学のこれらのいきいきした観念を吸収することは、熱い日中に飲む冷水のようにさわやかで、芸術のように人を鼓舞するものである>

<私たちが学校にはいって幾何学を学びはじめたときは、「点」という概念は完全にわかっていると思い込むが、この概念にしても、洞穴に芸術的な絵をかきはじめた人間からさらに長い歴史をへてようやくできあがったものである。

イギリスの理論物理学者ホイヘンスは「科学研究の最初から必要な条件であった抽象というものの最高形式としての、数学上の「点」を発明した知られざる数学者のために、記念碑を建てたい」といっている>

 バートランド・ラッセルも「ひとつがいのキジも、二日という日数も、ともに2という数の実例であることを発見するまでには、いくつもの時代を経たにちがいない」と述べている。

私たちが何気なく使っている「数」にしても、あるいは幾何学上の「点」にしても、私たちの先祖たちの悠久なる努力が結実した知的遺産である。数学史を勉強し始めると、まずこのことに最初に気づかされる。そして、数学のほんとうの面白さが、ここから始まる。

残念ながら訳は、こなれた日本語になっていない。せっかくの名著である。もっとやさしくて、わかりやすい日本語で読みたいものだ。
これから読み始めますが...
★★★★2006-03-18
皆さんのコメントを参考に、原書を買いました。
フォントも格好よく、なかなか読みやすそうです。
英語がもっと抵抗無ければいいんですが、頑張って
よんでみます。

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