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坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

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  • メーカー: 文藝春秋
  • JAN/ISBN: 9784167105761
  • 定価: ¥ 670
  • 売上ランキング: 534 位
  • ★★★★

説明しよう!

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   同じ松山で生まれ育った正岡子規と、日露戦争で活躍した秋山兄弟。子規は病と闘いながら俳諧の革新に挑み、秋山兄弟はそれぞれ日本の騎兵、海軍の技術向上に尽力した。当時最強とうたわれたロシアのコサック騎兵を打ち破るべく、ひたすら仕事に打ち込む兄好古と、文学の世界に未練を残しながらも海軍に入隊し、海軍戦術を研究し続けた弟真之。2人のまじめな努力の成果は、歴史が証明している。誰もが立身出世を目指した時代に、彼らがどうやって自分の人生の意義を見出したのか。そんな視点から読んでみるのもおもしろい。

   司馬遼太郎の大河小説の中でも、本書は特に評価が高く、ビジネスパーソンをはじめ、多くの人々に読まれている。改革の時代にこそひも解きたい、そんな1冊である。(土井英司)

カスタマーレビュー

明治国家
★★★★★2010-03-21
明治は近代日本の創成期だったわけだが薩長土肥も志が低かったわけではないが俗っぽくなったために人材が不足した。そんな中のそれ以外の若者達の気概を3人の主人公を通して描かれており、胸の熱くなる物語だった。昨今の日本はどうだろうか?そこに誇りはあるだろうか?
「日本」という国家の青年期を描いた名作
★★★★2010-03-03
明治から日露戦争までの「日本人」を描いた歴史小説.文庫本で全8巻の長編.

秋山兄弟,正岡子規の3人が主役とされていますが,実際は明治の「日本人」の群像劇だと思います.
「欧米に追いつく」ことが国家の一大目標であった時代,
それを担う人々の強い想い,行動が随所に散りばめられており,胸がアツくなります.

また,戦争の様子は小説とは思えないほど非常に緻密に描かれています.
緻密に書かれている分,少し冗長に感じるところもありましたが,
戦争の中でも登場人物の心境,気質に焦点をあてており,おもしろく読みすすめることができます.

そして,「坂の上の雲」という題名.
最終巻の‘あとがき’で,著者がその意味に触れています.
私はそれまで意味を理解できていませんでしたが,そこを読んで心に響きました.
著者が本書で語りたかったことが,この言葉に凝縮されています.素晴らしい題名だと思います.

*ただ,私としては中盤(旅順攻略のあたり)で冗長に感じる部分がありました.
 この内容で6巻分くらいの分量なら本当に最高です.
明治人の生き様!
★★★★★2010-02-20
ドラマを見て、いよいよ読むときが来たと感じ手に取る。
文句なしに面白い!
多くの司馬作品を読んできたけど、ちょっと書き方が違っている感じもする。
司馬遼太郎は、この作品に非常な力をいれているという感じだ。
本当はこのあとの太平洋戦争のことを題材とした作品も描きたかったのではと感じる。
ともあれ、ドラマもこの小説の雰囲気そのままに作っていると感じる。
ドラマのシーンが自然と浮かんできて、相乗効果で非常に楽しめた。
好古の「単純明快」な生き方に魅了される。すごい。
また今まで読んできた歴史小説では言及されてない「騎兵隊」についての記述にうなった。
史上の騎馬戦術の名将に武田信玄が入っていなかった。そこはどうなのか?個人的には気になった。
歴史オンチの正直な感想!
★★★☆☆2010-02-09
評価が高い方は歴史好きの方が多いようなので、あえて歴史オンチの意見を述べます。
したがって、歴史好きの方は参考になさらないでください。同じように歴史オンチだけれども読むかどうか悩んでいる方に参考となるレビューを綴ります。

歴史が苦手であるにもかかわらず本書を手にとった理由は
1.各界の著名人がそろって絶賛
2.周囲に読んだ方が多く、皆が「面白かった」という(皆歴史好き)
3.名の通った経営者の多くが薦める
4.ドラマ化された(それほど面白いのであろうと思った)
です。

とりあえず1巻を読後の結果は、恥ずかしながら決して面白いとは思えませんでした。

まず、歴史が苦手ということもあり、出てくる単語に知らないものが多すぎることが一つの要因であると思います。

また、1巻は時代背景や人物の説明が長々と続き、それが苦痛でした。

面白いと言う人の話によれば、特に3巻あたりから面白くなってくるとのことでしたが、現在3巻まで読み終えたものの、「そんなに?」というのが正直な感想です。確かに戦闘シーン等は面白く感じるのですが、それが過ぎるといろいろ興味の無い解説がなされ、つまらないと感じる。この繰り返しです。


ただ、視点を変えて読むと、歴史小説としての面白さより、ビジネス書としても参考になることが分かります。

登場人物が意思決定をするまでのプロセスや弱者が強者に勝つための戦略の練り方などは、下手なビジネス書より参考になる箇所も数多くあります。


歴史オンチの私が読んでも「面白い」までは行かなくとも、他の歴史小説よりは読み進めることができるので、たしかに名著なのかもしれません。

個人的にはビジネス書と考え最終巻の8巻まで読破するつもりです。

恥を承知で本音で書き綴りましたので、多くの方にとって「参考になる」ようでしたら、歴史オンチ代表の意見として4巻以降の感想も随時レビューしていこうと思います。


最高傑作!!!
★★★★★2010-02-09
私が読んだ本の中で最も感銘を受けた本。高校生の時に祖父にプレゼントされた本。
当時は1巻の途中で断念(笑)

社会人になって読み返したら、どえらい感動した。

今の日本があるのは多くの先人達の努力の結晶だということが、体に浸み入ってくる感じだ。
ただただ尊敬と感謝の気持ちで涙が止まらなかった。

この本を読むと、勇気を持ってチャレンジし続けよう。ベストを尽くせるように死ぬ気で考え抜こう。
と気持ちを新たにすることができる。

今後日本にこれ以上の歴史小説が出てこないとしてもそれはしょうがないことだろうと思える。

一人でも多くの人に読んでもらいたい。
そいいう気持ちでこのレビューを書いた。

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