秘密 (文春文庫)

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  • メーカー: 文藝春秋
  • JAN/ISBN: 9784167110062
  • 定価: ¥ 700
  • 売上ランキング: 619 位
  • ★★★★

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カスタマーレビュー

鬱小説の最高傑作
☆☆☆☆2009-06-18
この絶望感どうしてくれよう。
鬱。
男女、子持ちか否かで評価が分かれそうな作品。
鬱。
娯楽性の高い、面白い作品です。(感動したくて読むのはおすすめではありません)
★★★★2009-06-11
東野さんの作品はいくつか読みました。この作品は名前だけは知っていたのにずっと読んでいなかったので、図書館で見つけたときにあらすじも何も知らず(つまり先入観なしで)読みました。
いや、面白いですよ、さすが東野さんと思いました。
ほかの東野さんの作品と同じく、ことが順調に(物語として面白くなるよう、ちょっと強引に)運びすぎるきらいはありますが。

モナミさん(直子さん)は平介さんに「秘密」を知らせようと意図したのかしていないのか、私にはわかりません。でも、私が同じ立場で、どうしてもその秘密を知られたくなかったら、たぶん別のところに頼むでしょうね。あんなに用意周到な彼女だから、へたなことはしないはず。たぶん知らせようとしたのだろうなと思います。もし作者が、”モナミさん(直子さん)が意図せず平介さんが秘密を知ってしまう”という展開を描いたのだとすれば、それは無理かな、と思いました。
(意図していたかしていないか、はこの作品にとって大切な問題なのですが、たぶん読者によって読みとり方が異なると思います。)

ここに来るまえに、星3つ〜1つという評価をされた方々のレビューも読みました。そちらのご意見も、ごもっともというものが多いです。感動を求めて作品に真摯に取り組まれる方は、読んでいて失望してしまうかもしれません。私が星4つにしたのは、娯楽作品・ファンタジーとして楽しめたのでということです。
前述のとおり登場人物の思考回路が時々おかしく感じ、「あらやだ、なんなの、このままだと一体どうなってしまうのかね?」という感じで先へ先へと読めましたよ。私だったらこうするのに、自分だったらこう感じるのに、というところばかりひっかかってしまうと、読みづらい作品なのではないかと推測します。

読者の性別、既婚未婚、子供がいるいないで評価がわかれるかもしれませんね。
ナイーブな男性陣は結構つらかったかもしれませんね。


読まなければ良かった・・・
★★☆☆☆2009-05-19
実は、最近になって東野圭吾という作家を知ったので、
今頃になってこの作品「秘密」を読みましたが、
「白夜行」「幻夜」と同様、やりきれない気持ちで読み終えました。

人格が入れ替わるといった設定では、「四日間の奇蹟」と似ていると思いますが、
こちらの作品の方がはるかに、泣けるし、最後もスッキリとした気持ちになれます。

「白夜行」「幻夜」もそうですが、
主人公の男が想いをよせている女性は、主人公とは別の男と結婚し、
新しい出発を感じさせますが、
一方の主人公の男は、死亡するか今作品のように絶望的な状況で終わります。

この辺りが男性読者と女性読者の感想が分かれる部分でもあるのでしょうか。

また、妻と子供(娘)どちらを優先するかとなったとき(←極限状態ですが)、
妻、と言い切れる男性は自分だけではないはず。
それだけに、やりきれない気持ちでいっぱいになりました。

とにかく、この「秘密」では、できれば山下公園でのシーンで終わって欲しかったのですが、
そこで終わらないのが東野圭吾のスタイルなのでしょう。
ならば、今後は、この作者の作品を手に取る事はないかもしれません。
一番つらい失恋
★★★★★2009-05-14
男性にとって愛する女性を失うケースは大きく分けて二つあると思う。

1.「病気、事故などで亡くなってしまう」
2.「他の男性に奪われてしまう」

1はもちろんとても辛いが他の男性に奪われたわけではないという救いがまだある。
2は自分の努力次第では奪い返せる可能性がある。

この本のケースは1+2の様なものである。
愛する女性が自分とは永久に結ばれることはない存在になり、他の男性に奪われることが一番辛い失恋の形だと思った。


最後の2ページで…
★★★★★2009-05-11
何だろう…。
この感じ。最後の2ページで呆然としました。 あまりの最後に思考が追いつかず、『え…?は……?えぇっ!』ともう一度読んでしまいました。読んでいく中で、女性として直子の気持ちも分かるし、平介の気持ちも痛いほどわかる。
東野さんの作品だからこそ、直子が消えてモナが復活!なんてありきたりな終わりはないと思っていたけど。
何とも言えないこの感じ。久し振りに出会いました!読んで損することなし!

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