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予知夢 (文春文庫)

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  • メーカー: 文藝春秋
  • JAN/ISBN: 9784167110086
  • 定価: ¥ 530
  • 売上ランキング: 8054 位
  • ★★★★

説明しよう!

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   東野圭吾ほど、多彩な作品をおくりだす作家は珍しいだろう。デビュー作は、学園を舞台にした本格推理小説『放課後』(第31回江戸川乱歩賞)。第52回日本推理作家協会賞受賞の『秘密』では、ミステリーの形式を踏みながら家族の美しい情愛をせつなくつづった。クローン技術を題材にした『分身』や大型原子炉が危機に陥る『天空の蜂』などの社会派小説も生みだしている。作品ごとに、まったく違った味わいを読者に与えてくれるのだ。

   本書は「探偵ガリレオ」シリーズ2作目。帝都大学理工学部物理学科助教授、探偵ガリレオこと湯川学が、摩訶不思議な事件を論理的に解決していく、本格推理短編集である。

   素封家の屋敷に侵入者があった。犯人は27歳の青年。2階で眠っていた娘を襲おうとしたらしい。逮捕された犯人は、17年前、その少女と結婚する夢を見たという。夢に現れた少女が現実に存在するとは? 予知夢はあるのか?

   ロマンチックにも感じられる第1章「夢想る(ゆめみる)」をはじめ、「霊視る(みえる)」「騒霊ぐ(さわぐ)」「絞殺る(しめる)」「予知る(しる)」の、全5作が収録されている。軽快な文章の中に凝縮された、オカルチックな題材と巧妙なトリック、明晰な推理と確固たる論理。本書はたぐい稀なるストーリーテラーである著者の技を堪能できる作品といえよう。(冷水修子)

カスタマーレビュー

お勧めの一冊
★★★☆☆2010-01-24
心霊現象と殺人の組み合わせでした面白いサスペンス短編集でした。どうも、ドラマ化されるみたいですね。確かに、ドラマにはもってこいの小説です。夢にみた人が将来現れる、死ぬ直前に別の場所に現れる、ポルターガイストのような事象が発生する、火の玉と不可解な自殺の関係、自殺を予言した娘。といった感じで、続きます。それぞれ、霊の仕業かと思いきや。・・・そこには単純なトリックが隠されているのでした。疲れた脳を活性化させる興味深い小説でした。
超常現象のようなことも科学的に解決!!湯川教授の推理の冴えを堪能しました!
★★★★★2009-10-31
ガリレオシリーズの第2弾短編集です。

不思議さが増した、オカルトめいた事件が起こります。草薙刑事も頭を悩ませたのでしょう、
物理学教授湯川のもとに飛んでいきます。

それを文系人間にも分かるように、時に実験しながら解明してくれる時の
爽快感はたまりません。

前作よりも登場人物たちの内面が描かれ、
そちらのほうが好きな方(私もそうです)も楽しめるかと思います。

ある時期からぐらぐらゆれるようになった家の事件は、
とても謎めいていて、真相はかなりどろどろしていて、いい雰囲気でした。
ふたを開けたら真相は単純なのですが、
解明されるまで落ちが分からないのが本当に巧妙。(単に私の勘が鈍いのかもしれませんが)

どの短編も非常に面白いのに、読む時のストレスが少ない秀作だと思います。
急かされる感じ
★★☆☆☆2009-10-15
この人の作品は、白夜行で初めて出会って気に入り、容疑者Xでさらに夢中になり、幻夜でまたさらに虜になったのですが、「しのぶセンセ」といい「名探偵の掟」といい、この「予知夢」といい、どうも短編集では全て肩透かしを食らっている気がします。 東野圭吾は私てきには長編がとても上手な作家だと思います。 短編だと、どなたか他の方も書いてましたが、最初にトリックを思いついてそれにあわせて事件を起こすようなパターンがあからさまで、更にあれよあれよいう間に種明かしになってしまい、あまり満足感を味わえませんでした。 短編だと展開を早くしなければならないのはわかるのですが、おかげで話に重みが全然なく、あっという間に読み終わって、後に何も残らない、という感じです。 予知夢もそういう作品ばかりで、ちょっと残念でした。 大作に期待したいです。
超常現象を科学と論理で紐解く
★★★★★2009-05-17
名前の予知、ドッペルゲンガー、ポルターガイスト、火の玉、死の予知、
全5編を収録したガリレオシリーズの短編集、第二弾。
超常現象を論理的・物理学的に説明することで、
その裏に潜む真相やトリックを暴いていく新感覚のミステリー。
 
前作の「探偵ガリレオ」と比較すると、
内容が物理学の応用トリックから超常現象にシフトしているため、
身近で理解しやすいものになり、さらに読みやすくなっている。
展開方法も物理学的というよりも論理的な方向にシフトしていて、
推理小説的な面白味が増している。

とても面白い小説です。
「探偵ガリレオ」に引き続き
★★★★2009-04-08
 ドラマ「ガリレオ」映画「容疑者Xの献身」を見たあと、原作「探偵ガリレオ」を読み、「予知夢」にようやく入ることができた。
 
 感想は「探偵ガリレオ」に書いたこととほとんど変わらない。
 本作品を読んで改めて思ったことは、まず「やっぱり刊行順」に読まなければいけないということ。
 次に、「やっぱりドラマが始まる前に読むべきだったかもしれない」ということ。
 ドラマと原作では状況設定や動機なども大きく違うことが多いのだが、それでもドラマの場面がちらついて集中できないことがあった。

 さあ、次は「容疑者Xの献身」にようやく入れる。
 いまから楽しみだ。

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