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現代語訳 般若心経 (ちくま新書 (615))

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  • メーカー: 筑摩書房
  • JAN/ISBN: 9784480063199
  • 定価: ¥ 735
  • 売上ランキング: 8966 位
  • ★★★★

カスタマーレビュー

始めに手にした人は幸運
★★★★★2009-11-11
仏教の入門書は、物を実体とし、世界を静的・抽象的・部分として捉え二元相対の見方で解説されたものが多いが、これでは仏教でなく自然科学となってしまう。
著者は、実相の「いのち」から離れることになった概念・言語(自立性・恒久性)の発生から説き起こす。
「空」というのは「いのち」のまま、「色」というのはそれに脳が勝手に手心を加えた現象で、あらゆる現象は本来「空相」であるということ。
お釈迦様さまの教えが二元論、つまり「私」の考えでなく「私」抜きの動的・具体的・全体の「空色同時現成」であり、「生まれた」「滅した」というのは脳内に生じた「概念」によるものであり、それは仏教では一掃すべき分別智であり戯論とする。そして、「空」が無差別智である。
最後に、「わび」「さび」について。
自然の変化「わびしい」「さびしい」をそのままに。何とかしようと考えずにそれを味わっていればいい。抵抗さえしなければしみじみとした味わいにさえなる。それが「わび」「さび」である。芭蕉の禅味を思わせる著者の到達した境地である。
とりあえず、読んで見て!
★★★★★2009-10-25
般若心経という言葉はよく聞きますが、
一体、何が書かれているのか?
読んでみて、よくわかりました。

お釈迦様の弟子の舎利子がした質問に、
座禅中のお釈迦様に代わり観音様が答えるという内容なんですね。

その内容がとにかくすごい。
アインシュタインやら過去の偉大な科学者がえっちらおっちら
導き出されたことが、座禅でゲットしたお釈迦様って。。。。

一度ではなく、何度も読み返すことで心身に入っていく感じです。
これを読むと、世界を俯瞰することができるようになる気がします。
スタンダードとは言いがたい
★★☆☆☆2009-10-18
 現代語訳と銘打ってはいるが、般若心経を元にした著者のフィクションに過ぎない。
 空を「全体性」という概念を基調にして論じているが、般若心経には「全体性」にあたる言葉は一つもなく、端的なテキスト読解として疑問である。背景となる仏教思想史を踏まえた記述なしに、いかなる教証もなしに、生かじりの量子力学などを持ち出して解説することが、果たして般若心経を本当に理解したい読者にとって、何らかの便になるだろうか。むしろ混乱と疑念を生み出すはずだ。
 好奇心は満たすが、心の飢えは満たさない。
繰り返し読みたい本です
★★★★★2009-05-29
すらすら〜と読めました。
1回読むより、2回。
2回読むよりも3回。
読めば読むほど、般若心経に近づけるような本です。
堅くない柔軟な本に仕上げた感じがします
★★★☆☆2008-11-02
一般的に堅いイメージを般若心境を柔軟な説明により分かりやすくした内容になっています。対話的な文章も構えることなく、読みやすくなっています。
ところどころで描かれているイラストも可愛くて好感的です。