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あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

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  • メーカー: 筑摩書房
  • JAN/ISBN: 9784480422804
  • 定価: ¥ 546
  • 売上ランキング: 854 位
  • ★★★★★

カスタマーレビュー

まだ無名に近かった著者自身の情熱の本
★★★★2010-01-27
想い通じさせるためには、5つの基礎があるという。(P10)
  1.自分のメディア力を上げる
  2.相手にとっての意味を考える
  3.自分が言いたいことをはっきりさせる
  4.意見の理由を説明する
  5.自分の根っこの想いにうそをつかない

メディア力とは「媒介する力」。この力を最大化するためには、まず
信頼されるていること、そして相手との関係において伝え方を工夫す
ることが必要である、と。
本書はこの5つの基礎をもとに、「人と通じ合うための技法」を掘り
下げていく。

「コミュニケーションに関して、とりあえず書いてみようか」という
ような上っ面の本ではない。まだ無名に近かった著者自身の情熱の本
である。この1冊にかけている想いが伝わってくる。
コミュニケーションには自分の能力がごまかしようなく現れる。
★★★★2009-12-26
私が最も印象に残った部分は、正論を言うとなぜ孤立するのか?という話で、
「正論をいうとき、自分の目線は必ず相手より高くなっているからだ」という部分。
本書こそ、正論オンパレードの内容であるが、
それがちっとも嫌にならないのは、山田さんの目線が決して
上から目線ではなく、相手(読者)と目線を合わせて書いているからなのだろう。


ところどころ、ズキンズキンとくるような内容ではあったが
それがしっかりと伝わるのは山田さんが、本当に伝えたい想い(根本思想)に
嘘をつかずに最初から最後まで書かれたからだと思う。
一見わかっているようで、ついつい見逃しがちなことに気付けた1冊。
ぜひ、母に読ませたい。
ああ、そっか!がいっぱい
★★★★★2009-10-21
上司と話すときや会議の際に、いつも話したいことが
まとまらず「どうすれば通じるのか?」と思っていた
ときに出会った本です。

著者のプロフィールは作文のプロ。読んで「だから
私の話は通じないのか〜」と納得することばかりでした。
会話が苦手な方やビジネス文書、商品PRなどを書く方に
オススメです。
いいです
★★★★★2008-11-27
いかに話すかは、その人の個性がいかせるかどうか、笑えるネタを
準備しておくかにもよります。
具体的に誰が何を知らせたいのか?
時系列でめもることが、へたなもので、役に立ちました。
わかりあえるといいと思いました。
「問いの洗い出し3分ワーク」と「問い1000本ノック」
★★★★★2008-11-09
第1章 コミュニケーションのゴールとは?
第2章 人間を「説得」する技術
第3章 正論を言うとなぜ孤立するのか?
第4章 共感の方法
第5章 信頼の条件

著者の基本属性(出生年や出生地)は不明。1984年に「ベネッセコーポレーションに入社」という奥付から察するに,1961年生まれ? 性別も不明だ。最初は男性かと思っていたが(「ズーニー」(”Zoonie”と英語表記まである)という女性っぽくない名前だし,進研ゼミかなんかで小論文の編集「長」をしていたから),文章から感じられる物腰から女性だと推測している。2000年,ベネッセ退社後,独立(39歳)。61年生まれが正しければ,著者42歳の時の作品。装丁は南伸坊。


素人に文章指南をする職種にいたからだろうが,私のようなあんぽんたんにも腑に落ちる議論だった。章立てからもわかるように,首尾よくいく「コミュニケーション」に不可欠なのは,「共感」や「信頼」なんだよ,ということが本書の趣旨であることは明らか。類書と違うのは,自分の「メディア力」を高めることに主眼を置いた点だろうと思う。私流に翻案すれば,本書は,“あなたの話が「通じない」のは,あなたが相手に‘通じてない’からだ”ということを,手を変え品を変え論じている。鈴木健二『気くばりのすすめ』が“待ち”の勧めなら,山田のは主張の壁を突破する“攻め”の勧めだ。あなたが裏切らない友達が欲しいなら,あなたはだれかの裏切らない友達になっていますか?の論理だ。


議論の手掛かりがつねに小論文(指導)っぽいが,受験勉強(?)が人生に役立つ方法であることを明かす一つの証拠なのかもしれない。実用性を感じたのが,「考える方法を習ったことがありますか?」(48頁)。「問いの洗い出し3分ワーク」と「問い1000本ノック」は,これからも業務で使えそうな受験ハウツー(?)である気がする。


あなたの話が「通じない」のはあなたの「メディア力」が低いからだ,だから「メディア力」を高めるには自分を適切にアピールして,業務内容について同僚たちと話し合え,要するに良き社会人であれというのは,正論だが少しずるい気もした。でも,正論なので反論できない。(878字)

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