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最新脳科学で読み解く 脳のしくみ
メーカー: 東洋経済新報社
JAN/ISBN: 9784492800812
定価: ¥ 2,310
売上ランキング: 3640 位
★★★★
☆
カスタマーレビュー
冗長、個人的には記念すべき書物
★★★
☆☆
2010-03-17
池谷祐二東大準教授の解説通りに、医学生の勉強メモで、しかも物語性に凝った記述は冗漫。
本書の第二章,pp76-と全く同じ症状に家族が襲われ、「50回目のファースト・キス」的な記憶障害となった。
急遽、病院に連れて行ったが、MRI検査その他の検査で数時間を空費した。その間に症状が少しずつ悪化して行き、顔つきは妙に穏やかになってきた。
数分経過で忘れてしまうので、常時同じ質問の繰り返しで疲労困憊してしまった。
結局、発症後5時間ほどして、点滴を開始したらとたんに回復した。本人は発症から点滴開始までの記憶は完全に喪失。
脳の機能マップなど盛んに研究されている現在、この種の症状では検査待の間に点滴をやってみるとかの手立てを講じるべきではと感じた。
MRIのない時代には、過去の症例から治療を施していたわけで、脳の損傷箇所、その範囲で対応する症状は限定される。
医療訴訟を恐れてか、まず「マニュアル通りの検査を実施後」では病状は悪化の危険があるわけで、臨床医にはこのバランス感覚が問われる。
脳研究結果の臨床分野へのFeedbackについて考えさせられた。
pp76-の患者HMの症例は印象深い事例として、我らが患者にも良く読ませるつもりである。
日ごろの疑問を脳のしくみから読み解く
★★★★★
2009-10-25
思いっきり文系人間ですが、大手書店で平積みしてあったので思わず手にとってパラパラめくったところ切り口が面白そうなので購入しました。
予想通り、専門用語(というレベルではないのかもしれませんが…エンドルフィンとかそんなやつです)がかなり多くて難儀しましたが、まぁ、読み物として面白かったとはいえるでしょう。生理学的なしくみを、具体的事例にあてはめて説明しているので、日ごろの行動を振り返って「なるほどね…」と思う箇所が結構ありました。フレンドリーな訳文も読みやすさを手助けしています。
難点をあげるとすればコラムの入り方。ページまたぎのコラムが多くて、本文のキリのいいところとコラムとページを行ったり来たり…。もう少し工夫して欲しかったです。
読みやすいのか読みやすくないのか
★★★★
☆
2009-10-06
くだけた文章で、脳のいろいろを知ることができる本である。面白いし詳しいしわかりやすい。
内容的には、教科書のようでもあるのだけれど、
どこからでも読み始められるし、生活感のある具体的な事象を解説してあったりもして、
気楽に読める。
短い文章で書いてあるのがいいのかなと思う。
ただ、このくだけた文章、「・・・なんだ。」
とか、若い男の子のしゃべっているような口語文が続くのだが、
著者はNat. Neurosciの編集者だった女性だったり、大学教授だったりする。
読んでいて、そんなことが気になって仕方がなかった。
著者も平易な文章を心がけていたそうなので、そこを汲んでのこの日本語なんだろうけれども
大人が友達でもない人に対して話すときにこんな風に話さないでしょっ、
という感じ。
重厚な文章でなくても、もうちょっとどうにかならなかったんでしょうか、
という訳で星4つにしました。
脳雑学
★★★★
☆
2009-09-02
1.内容
一言で言えば、脳に関する雑学集(ただし、学問的根拠はありそう。p342「著者紹介」から)だろう。くだけた(原文がそうだからか)口調で、特定のテーマを深く追求するよりは、あらゆるテーマを可能な限り網羅した本である。
2.評価
おおむね面白い。最初に読む本としてはいい本だろう。ただ、ある程度専門的な本(たとえば、脳卒中)を読んだ方なら、詳しくないのに多少不満が生じるか。あと、すべてが興味深いわけではなく、冗長さも感じた。「ただ」以下で星1つ減らして星4つとするが、とりあえず脳に興味のある方にとっては悪くない。
脳科学ブームに一石を投じる良書
★★★★★
2009-07-06
脳神経学の専門家である二人の著者が、日本で現在ブームの脳機能学や認知心理学といった脳科学本とは一線を画す形で、「脳の物理的な仕組み、物理的な働き」を豊富な臨床例を元に解説しています。
この本の至上命題は、巻末の訳者後書きにあるように、「脳の神話を暴くかわりに、それとおなじだけの、人びとの心を引きつける話題を見つけようとした」(327ページ)という点です。
この、科学者らしい高潔にして合理的な信念によって、てんかん発作や自閉症に対する世の人々の永年の誤解を解く一方、「脳を鍛えるトレーニング」の宣伝文句に騙されない方法や、果ては「赤ワインの定期的な摂取は認知症のリスクを軽減する」といった日常生活の中で使える「チョイテク」の紹介に至るまで、科学的信憑性を損なわずに大衆の関心を引く事に成功しています。
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