イノセント・ゲリラの祝祭

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  • メーカー: 宝島社
  • JAN/ISBN: 9784796666763
  • 定価: ¥ 1,575
  • 売上ランキング: 11651 位
  • ★★★☆☆

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カスタマーレビュー

イノセントゲリラ
★★☆☆☆2009-06-19
海堂尊さんの本を読むのは2冊目で、一冊目はチーム・バチスタの栄光であった。
医療出身者であり医療については本当に詳しい。
途中は軽快に読み進み、田口−白鳥ラインも健在であり、帯に”厚生労働省をブッつぶせ!”とあったが、官僚体質を的確な表現で国民生活とはほど遠い考え方をうまくあらわらせている。
ただ、最後は風呂敷が大きく広げ過ぎて煙にまかれた感である。
ゲリラ万歳!
★★★★2009-05-03
チームバチスタから、ナイチンゲール、螺鈿迷宮、ジェネラルルージュと読み続けてきましたが、
常にどこかで話や登場人物が繋がっていて、ついつい続けて買ってしまっています。

本題のストーリについては、主に霞ヶ関周辺で話が進んでいて、あまり医療現場での展開はない
本作品ですが、相変わらずの白鳥と田口のやり取りは健在で安心しました。

一方で、ミステリー作品ではなくいろいろな思惑を持った人々の論理展開の攻防をもっと期待して
いたのですが、最後は・・・。

毎回、個性的な新キャラが出てくるので、そのあたりは楽しみです。
今後も海堂さんの作品にも期待しています。
何だこりゃ
★★★☆☆2009-03-18
今までの作品とはかけ離れている。全然ミステリーっぽくない。「ジェネラル・ルージュ」がよかったから、ちょっと残念。新刊買うことないですよ。
これはなにかの前哨戦
★★★★2009-01-06
こんなに不吉な予感がいっぱいで終わられると、どうにも居心地が悪くなる。
田口が厚生労働省の会議の委員に引っ張り出されるまでの前半は、テンポのよい会話に笑わせられながら、するすると読み進んだ。
後半は厚生労働省の会議の連続。官僚主義に対する批判は舌鋒鋭く、かつ、皮肉たっぷりだ。
これは小説じゃないと書けない。創作だから許される。うかつに書くと後が怖そう。
そんな風に感じてしまう私の感性は、それだけ官僚主義社会を信頼していないということである。
そんな風に感じてしまう文章を書き上げた作者が、イノセントなゲリラを企図しているのだと思う。
今のままで医療ユーザーが無関心を保つとどういうことになるか。作者はミステリーを書きたいのではない。警告を放つ訴状を書きたいのだと感じる。
この物語はここで終わらない。ハッピーな展開は期待せずに、次を待ちたいと思う。
議論ばかり・・・
★★★☆☆2008-12-25
今回のシリーズはミステリーっぽくない。医療事故死の死因究明のあり方を、
さまざまな人間が議論する展開になっている。役人、医療従事者、法律学者、
遺族代表などなど。誰もが自分の立場から言いたいことを言いたいだけいうので
収拾がつかない。おなじみの登場人物田口や白鳥も、今回は影が薄い存在に
なってしまっている。壮絶な議論はそれなりに面白いのだが、述べられている
内容がくどすぎる。今の医療の問題点を滔々と述べるのはいいのだが、度が
過ぎるとうんざりしてくる。作者の思惑は、読み手を楽しませることではなく、
この作品で自分の考えを主張することなのか?と勘ぐりたくなる。明らかに
今までのシリーズとは趣が異なる。ラストもかっこよく決めようとしているの
だが、なんだかすっきりしない。田口や白鳥に、もう少し活躍してほしかった・・・。

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