急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1)

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  • メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • JAN/ISBN: 9784797338126
  • 定価: ¥ 819
  • 売上ランキング: 273 位
  • ★★★★

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カスタマーレビュー

頑張っても売れないヒントが隠されています。
★★★★2009-06-13
「感染」をキーワードに、突然世の中で何かが広がるメカニズムを解説しています。
ティッピングポイントの文庫版らしい。ティッピングポイントは手に入らなかったので、
こちらを手に入れました。

ジャンルを問わず、「感染・拡大」した事例がもりこまれるため、逆にわかりにくくなった感がありますが、キーワードは太字で書いているので、僕はキーワードを追いかける形で最初は斜め読みをしました。(それでも十分、概略は汲み取れます。)

何かを広めようと思っている人は知っていてもいい内容ばかりです。
逆説的に言うと、熱意、情熱でただただ頑張っても、「あなたの提供する物、サービス」が売れないヒントが隠されています。
また、ヤッテしまいました。
★★★★★2009-06-06
題名に惹かれてネットで購入、しばらく読んで以前購入し読んだティッピング・ポイントの文庫判であることに気付きました。以前読んだのは5-6年前ですが、気付いたことが3点あります。
1)当時も良い本だと思いましたが、今回も最後まで面白く読ませて頂きました。私の記憶に断片的にしか残っていないのにも少しビックリしましたが、内容が全然古びていません。2)本書は人の意思決定がどのようにされているか、情報がどのように集団内で拡がっていくか、感染と同じ視点でとらえようとしてます。しかし、ネットワーク理論の本ではありません。3)著者はジャーナリストで科学者ではないようですが、それが本の構成にも現れていて話題があちらこちらに跳ぶ点があります。個々の話は確かに面白いのですが、論点がややぼやける感じがあります。そこがちょっと残念でした。

しかし、多くの人にお薦めできる本だと思います。
ちょっと難しかった
★★☆☆☆2009-06-02
さまざまな事実と照らし合わせながら、どのように口コミが広がっていくのかを
教えてくれ、それを元に自分の仕事の場合は、、、と考えさせてくれる。
自分の場合は、文字数が多く、難しく感じた。訳本だから仕方ないかなとも思う。
先入観、思い込みの根深さ
★★★★2009-05-25
この本の特色: ある地点・時期を境に、ブームが爆発的に広がったり、
       犯罪が激減する理由を、3つの原則を軸に具体例を豊富に用いて
       解説した本。原書のタイトルであるティッピングポイントとは
       「或る考えや行動が、感染症のウィルスの如く急速に広まる
       まさにその瞬間のこと」。例えば、バナナダイエットの場合、
       マスコミが全国ネットで紹介したその瞬間がこれに相当する。
        全編を通じて、我々人間の従来の常識に基づく先入観がいかに
       誤っていて、それがいかに根深いかが繰返し解説されている

この本の要旨: 著者によれば感染=ブームの広がり が起きる上で重要なのは
       以下の3つの要素であるという。
       1:少数者(ブームの広がりの初期には特殊な能力を持つ3種の
         人物が関係する。ただし3種全て必要というわけではない)
       2:粘り(或る考えは、それが重要でありさえすれば必ず
         伝えたい相手の記憶に刻まれるとは限らない。提示の仕方
         如何によって決まり、それには実は些細な要素が左右する)
       3:背景(人間は、実は自分がその時々に存在する場所、環境に
         敏感に反応する、時には完全に支配される)

この本の結論:些細な変更や工夫によって、大きな成果を生むことが出来る
       (大きな成果には、必ずしも大きな行動が伴うとは限らない)
       手当たり次第に周囲の人物に働きかける必要はない 少数の
       特殊な人物に働きかければすむ

著者が一番言いたいこと:上述したように、この本には人間の脳の処理には 
 限界があること・また人間が環境に非常に影響を受けやすい事を、
 様々な実験結果の提示を通じて何度も解説し、結果従来の常識、
 つまり先入観や思い込みに基づく直感は誤りであるとしている。
 (セサミストリートの例では、製作スタッフがある実験を行った結果、
 従来の常識が誤りである事を発見する件がある)
  そしてその思い込みは人間それ自体の基本的な性能に基づくため
 容易に克服できるものではない。しかし、大きな成果には必ずしも
 大きな行動が伴うわけではなく、些細な事(常識にとらわれていたら
 見過ごしてしまうような)に鍵があるのだから、常識を疑い柔軟に考える
 事ができれば我々のような無名の人物にも潜在的に社会を変えうる力がある。
        
私の感想:私はこの本の評価を4にしました。
     理由は、章立てが分かりやすかった事(目次・見出しが詳しい事)
     次に、読みやすいように文章が構成されていること
     (先ず分かりやすい物語から始まり(平易な文章)すぐ後に
     詳しい解説がくる。本自体はボリュームがあるが難解ではない)
     3つ目は、大事な文章は太字で強調されていること
     最後に、本の一番最後にこれまでのまとめをきちんと書いて
     くれているため、理解が散漫にならないですむ
      星が1つ減っているのは以下の理由です。
     1つ目は、できれば各章にまとめを付けて欲しかった事
     2つ目は、これは私自身の問題ですが、著者の言いたいことは
     分かったつもりですが、完全に腑に落ちた、という感覚が無い箇所
     があったからです。少数者の法則では、3種の少数者について
     分かりやすく説明してくれていますが、そのような人物を、
     私は個人的に知り合いに持っていないのです。
     「あー○×のことか!媒介者って彼のことなんだ」っていう様な
     ガッテンが無かったわけです。交友関係がすごく狭いからです。
人間社会における「臨界質量」「しきい値」を発生させるメカニズム
★★★☆☆2009-04-29
小さな変化がなんらかのかたちで大きな結果をもたらす。
これを、伝染病の伝播にみたてて、感染がいかに起こり、臨界点に
達し爆破的な事象を生み出すか、を、タマネギの皮をむいていく
がごとくに、メカニズムを分析していくさまは、ワクワクする。

その3原則を、伝染病の蔓延過程を事例とすることで、
(1)少数者の法則、(2)粘りの法則、(3)背景の力、とする。
そして、伝播過程におけるさまざまな役割を抽出し、感染をスタートさせる
類型を、「媒介者」「通人」「セールスマン」などに分類し、それぞれの
通過点に果たす役割を、豊富な事例を用いて、解明していきます。

本文庫文では、感性マーケティングで著名な小阪祐司氏の解説が
巻末についていて、この解説を先に読むことで、本文の概略をつかむこと
ができる。

さらに、自分でティッピング・ポイント(「傾く」しきい値)をつくり
あげることができるというメッセージがあり、小さなことが、結果として
大きなブームを作り上げる。

さらに、そのブームの先のブームが去る
メカニズムにも考察が及んでいて、セサミストリートやハッシュパピー、
さらには、梅毒など本物の伝染病や犯罪率低下など、これでもかというほど
事例を引用し、かつ、追跡し分析し、ティッピングポイントを生み出す
フレームワークを類型化している、との執念に敬服します。

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