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海 (かがくのほん)

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  • メーカー: 福音館書店
  • JAN/ISBN: 9784834002010
  • 定価: ¥ 1,470
  • 売上ランキング: 31080 位
  • ★★★★★

カスタマーレビュー

海をテーマにした科学絵本の傑作
★★★★★2010-01-13
本書は1969年の発行以来、卓越したオリジナリティーと本格的な内容で根強い人気を誇る、加古里子さんの科学絵本の一つ。対象が「小学校初級〜おとなまで」と印字されている通り、大人でも読みごたえがある。

冒頭の日本の干潟に始まり、遠浅の海〜湾〜太平洋〜熱帯太平洋〜南極圏〜大西洋〜北極圏と地球をほぼ一周するように描かれていて、海洋探検に出た気分になる。また、海を断面図で描いているため、太平洋の海底が平坦で、大西洋の海底が急峻なことや、南極は氷の下が陸で、北極は氷の下が海であることなどが一目瞭然だ。もちろん、海に棲む代表的な生物は網羅されており、どの生物がどんな姿でどんな場所にいるのかよく分かる。さらに、漁の方法や人工物まで盛り込まれており、色々な角度から子どもの好奇心を刺激するだろう。

著者が解説で述べている通り、海が持つ有機的な様相や、動的な関連性(物理学的にも生物学的にも)が総合されており、海の全体像を把握するのに最適な一冊である。人類の探検・開拓の歴史にも光を当てていて、先人の勇気と知恵が現代の私たちに知識を授けてくれたのだと思い知る。本書を読む子どもたちが人類の未来を開拓する知の担い手となってほしい、という著者の熱いメッセージを感じた。
家族みんなで♪
★★★★★2009-04-14
幼稚園児だった息子が大好きで何回も借りてきた本。かなりの情報量で大人が見ていても楽しい。これを見る度に幼稚園の絵本室を思い出してくれることでしょう。
世代を超えて子供に読ませたい本。理科という一般教養だけでなく、想像力がつく。
★★★★★2006-03-09
“神は細部に宿る”という言葉があるが、加古さんのこのシリーズは雄大なスケールへ船出させてくれる一方で、私達の身近にも小さな細部に宿るいのちがあることを教えてくれる。
磯に住む小さな貝や蟹たちが、広がる宇宙や海と同等の価値があるように。そしてそれらが優しいタッチで細かく面白く描かれている。ページを開けただけで、その領域に生きる無数の生物たちに出会え、子供の心はワクワクさせられるだろう。
そして海はだんだんと深くなってゆくが、それを描く丁寧な絵により、わかりやすい自然科学の入り口を体験する。海と大陸の関係やそこへ伸ばす人類の英知と利器、海にまつわるあらゆる情報をこの一冊で手に出来る。
ここで子供が抱く想像力こそが、科学絵本としての最大の価値ではないか。加古さんという作家の功績は、その童話により多くの日本の子供達に良心を与え続けてくれていることと同時に、このシリーズの科学絵本により、自然を理解することへの手助けをされている、という要素も非常に大きいと思う。
このシリーズを読んで理系の道を進んだ少年はいま夢のある成人になっているはずだ。
難しく考えないで
★★★★★2003-03-20
小さい頃は、難しく考えないで単純に絵に夢中でした。ページをめくっていくたびにどんどん引き込まれていくんです。ものすごく身近なところから、大きな想像をさせてくれるところが魅力です。

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