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狼と香辛料〈4〉 (電撃文庫)

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  • メーカー: メディアワークス
  • JAN/ISBN: 9784840237239
  • 定価: ¥ 641
  • 売上ランキング: 16858 位
  • ★★★★

カスタマーレビュー

商売は一休みしてのホロの故郷の情報集め
★★★★★2009-08-19
前巻で恋敵との一騎討ちをやり遂げた後だけに今回は少し安穏とした方向に振ったようである。なので、さほどハラハラドキドキすることはなく比較的楽に読み進められる。しかしね、もうね、ホロとロレンスはバカップル認定!なに、この打ち解けっぷり。2人にしか分からないような“あ・うん”の会話で、時として読み手さえも蚊帳の外に置き去りにしている。いくら絆を深めたからってイチャイチャし過ぎでしょ、というアツアツ振りに加えて、今回はもう1組の初々しいカップルが登場しており、その姿に自分達を投影しながらも「人の振り見て我が振り直す……気はないみたいね」なのである。今回の旅がヨイツの情報収集を目的としているため、商売的な側面が影を潜めているのだが、それにしてもこっちが照れるようなやり取りがアツい第4巻である。

本編自体は、訪れたテレオの村でヨイツの情報収集が相応に進み、次の行き先も決まってくる最中に村の騒動に巻き込まれるもので、閉鎖的な村の慣習、「よそ者」への冷遇、しがらみからの解放を想う若者といった要素と、村唯一の教会と村人が信仰する神とのダブルスタンダードを背景にした、その顛末の割に含みの多い話である。この、村人が信仰する神というのが、かつてのホロやヨイツを襲った熊の神と根っこを同じくするのもミソで、異端が多いとされる北部の風土を忍ばせている。ただし、一旦は逃げを決め込んだロレンス達が結果的に今回の騒動を解決するのは良いとして、その「奇跡を起こす」解決策がなんともファンタジーというかホロ能力あり過ぎと言えなくもない。そりゃあ、かつては神と崇められたホロならばこれくらいの能力があっても不思議ではないが、本シリーズのテイストからすれば、例えば何かの粉か液体をかけたら変色した、みたいな科学と知恵で乗り切る方法もあったように思える。ま、楽しく読めたけどね。
ホロの心情の移り変わりが良い
★★★★2008-11-25
粉挽きエヴァンと修道院のエルサとの仲をやっかむホロにかわいさをみた。
故郷のことを早く知りたい、行きたいと願うとはうらはらに、
もう少しロレンスとの旅を味わいたいという
相反する感情に翻弄されるホロもまたイイです。
狼とクッキー
★★★★2008-11-09
二人の関係がもう一組のカップルと比較される事によって、今までの状況を再認識出来る1冊でした。最初隠していた事柄を次第に明かす事で状況を変化させていく中で今回ゲストとなるキャラクタの気持ちが変化していく場面が、水戸黄門辺りの時代劇の様な感じがしました。それが意外に気持ち良いです。そして、この1冊もこれからもこの二人の関係についてもどかしさを感じていくんだろうなとか思ってみたりしました。
物語は小休止
★★★☆☆2008-04-29
ロレンスとホロが、道中で出会った若い男女の姿を通して、自分たちの関係や自分たち自身の抱える問題への認識と理解を深める、というコンセプトの巻で、物語全体の流れとしては少しペースを落としています。
しかし、別に必要性のない話ではないので安心を。
これも二人にとって通る必然性のある道なのだと思えるお話です。
結構面白い
★★★★2008-03-03
今回は異教の神を信仰する逗留先の村と、その村を支配しようと企む町との抗争に
二人が巻き込まれる話。ただ展開的には他のレビューにあるとおり、大きなピンチもなく、
どんでん返しもない。
まぁそれでも面白いけど。テーマは故郷。