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越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 (ディスカヴァー携書)

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  • メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • JAN/ISBN: 9784887596894
  • 定価: ¥ 1,050
  • 売上ランキング: 4476 位
  • ★★★★

カスタマーレビュー

書名がおかしい。
★★☆☆☆2009-10-01
 書店で平積みされている英語学習に関連する書籍には専門性を持たない商業主義のものが多く信用できないことが多い。とりわけ、TOEIC 関連の指南書は要注意である。本書もそうした信用できないものかと思ったが、ひょっとしたら多少はためになることも書かれているかと期待して、内容を確かめもせずに購入してしまった。が、はっきり言って失敗であった。以下に理由を示す。

 まず、説明されていること自体が、文法力がしっかりと身についている人には当たり前のことばかりで、別に新しいことでもない。きちんと英文法を学習したことがない人には多少斬新に映るかもしれないが、どれも語彙・構文・解釈の基礎知識に過ぎない。

 また、全体的な論述の仕方がかなり曖昧で、各事例のどこが重要ポイントなのかがわかりにくい記述が多い。とりわけ、関連することを同時に記述しようとしている部分が多いため、左から右にサッと読んで頭に入るようになっていない。いわゆる「構文解析」や「談話の流れ」を考えた記述とはなっていないからである。新書としては致命的な欠陥であろう。

 もっとも問題なのは本のタイトルである。「日本人なら必ず」とあるが、残念ながら私の同業者にはこういう語訳をする人はほとんどいないと思う。おそらく、この本で取り上げられているようなうっかりミスをするのは、中学・高校・大学でまともに英語学習に取り組んだことがない人であり、中途半端な英語学習経験しかない人であろう。(生まれつき注意力が散漫で緻密な作業ができない人もいるが。)

 ちなみに、TOEIC で高得点を取得している人でも本書で取り上げられているようなミスを平気でする人はいる。マークシート方式の資格試験で高得点を取れる能力と、きちんとした読解力・文法力というのは、部分的に重なる面もあるが、異なる能力だからである。
それほどのモノかなあ
★★☆☆☆2009-09-30
文法の本というよりも、要するに引っかけクイズ本だなあ。
体系的に書かれている訳ではないから、スポットの知識が何十個
か読めるという以上の何事かがあるということでも無い。それに
しちゃ値段が高い。

人を小馬鹿にしたような筆致も嫌みな感じ。
新書サイズで効率的です
★★★★★2009-09-25
新書サイズなのがとにかく良かったです。
気軽に読めて効率的です。
これまで翻訳学習本や英文構文の参考書は内容ゆえに重厚で、
持ち運べないし、腰を据えて読まなくてはならなかったからです。
本書は気軽に持ち運べるし、基礎編では数文づつ解説するので
移動時間や細切れ時間でも区切りよく読めます。
忙しい社会人で、英語を学ぶ人にとっては貴重なものだと思います。

英文の選出も厳選されていて(文法書にでてくるような文から雑誌の引用まで)
直訳調でない、こなれた訳が大いに参考になります。

苦手意識の強かった比較構文ではつまずきながらも、
的を得た解説には目から鱗の連続でした。

著者がインタビューで語った、英文を正しく読めるようになる勉強法として
好きなものを読むことと、地道な構文解析の作業を両立してすすめることという内容は
大変参考になりました。受験時にお世話になった伊藤和夫先生の著書を薦めていたことも
印象的で、受験時以降の著書も読みたくなりました。
英語使い必読!(宣伝文句で減点1)
★★★★2009-09-05
英語には多少自信があったのだけど、参りました。基礎編/難問篇/超難問篇とあるけのだけれど、最初から間違い連発。感覚的にはわかっていても微妙なところが逆だったり、仲間内の会話ならともかくシリアスなやりとりでは致命傷になりそうなミスも……。いやー冷や汗の連続でした。

著者自身は特に留学、滞在などの経験はあまりないようで、感覚的な部分でまわりくどさを感じる箇所もなくはないけれど、その分説明は丁寧。いろいろ示唆に富む一冊です。実際に英語を使う人は是非!

ただし、帯の文句「英語自慢の鼻をへし折る!」これはいただけない、というか反感を覚えます。実際には英語のできる(&仕事も優秀)人ほど謙虚であることを考えると、程度の低い煽り文句としか思えない。いま売れ筋の出版社さんですが、この辺は猛省を促したく思います。
えせ上級者のための上級への入門書
★★★★★2009-07-25
本書の内容や,翻訳の経歴を察する限り,著者の英語能力は類まれなものである。本書に載っている英文の多くはかなり難しい(一見簡単そうなのは日本語で詳解書いてあるから。)

「ニューヨークタイムズ」や「エコノミスト」を読んだり,実際にアメリカ人から英語能力を褒められたくらいでいい気になる「えせ英語上級者」は,どうもその後の英語学習が怠けがちになってしまう。それでも困らないというのなら本書を読んでも無駄だろう。

恥ずかしながら私も本書を読んで自身の英語能力を過剰評価していることに気づかされた。そしてまた謙虚な気持ちで英語学習に励むきっかけとなった。こうした志に再びさせてくれた本書はまさに上級者のための入門書と言えよう。