パフューム スタンダード・エディション [DVD]

  • パフューム スタンダード・エディション [DVD]の画像
  • メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ
  • JAN/ISBN: 4571147371651
  • 定価: ¥ 3,990
  • 発売日: 2007-09-07
  • 売上ランキング: 19076 位
  • ★★★☆☆

商品の説明

Amazon.co.jp
   スコセッシ、スピルバーグら多くの巨匠が映画化を熱望したベストセラーを、『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァが監督。数キロ先の匂いも嗅ぎわけるという、類い希な才能を持った青年グルヌイユが、香水調合師となる。究極の香りを求める彼は、その“素”として女性の肉体にたどりつき、次々と殺人を犯していくのだった。18世紀のフランスを背景に、シリアルキラーの物語ながら、映画全体にはどこかファンタジックな香りが立ちこめる異色作に仕上がっている。
   グルヌイユが産み落とされる魚市場、一面の花畑と、誰もが感じるものから、「濡れたカエルの手の匂い」など不可解なものまで、その場の匂いが漂ってくるような映像が必見。女性の死体から香りを採取するために使われるマニアックな道具も見どころだ。これまでも映像と音楽の関係にこだわってきたティクヴァ監督は、クライマックスの大群衆シーンでその才能を発揮し、観る者の度肝を抜く世界を展開していく。匂いにとりつかれたキワモノ的主人公に、いつしか共感を誘われてしまうのだから、この映画、ただものではない。(斉藤博昭)

この商品を買った人はこんな商品も買っています


カスタマーレビュー

演出は良いが、後味は最悪の作品
★★☆☆☆2009-02-21
香りをテーマにした珍しい作品。身の周りにある物や人を匂いから判断するという事を映像で表現するのは新鮮で良かったし、貧しい主人公が才能を認められて香水調合師として仕事をしていく前半はドラマ的で面白いです。ただ、女性を匂いを頼りに執拗に追っていくシーンや貪欲に体中を嗅ぎまわるシーン、主人公の異常さの描写などは、結構気持ち悪くなります。

それでも、前半は、映像も綺麗だし、いろいろな面で芸術的な作品なので、楽しめます。しかし、後半は酷い。罪の無い女性達を次々と襲い、香水を作る材料にするために殺していくシーンだけでも嫌気が差したのに、女性の死体から作った香水で人々の心を狂わせ、処刑から逃れるというのは、本当に後味が悪い。しかも、関係無い人が犯人として処刑されるし・・・。
ホラー映画の殺人鬼の方がよほどスッキリと見れます。
匂いのする映画
★★★★★2009-01-30
脚本はすごく良かったと思う
小説の中で重要なところを取りこぼさずに、なおかつ分かりやすく作ってあったと思う
映像もきれいで、ラベンダー畑のシーンなどもすごく良かったし、パリの街の不衛生さも、饐えたにおいが漂ってきそうなほどだった
ただ、カメラワークが少し気になった
引きのシーンのほうがきれいに写るんじゃないのかな、と思うところや、アップのほうが感情が分かりやすいんじゃないのかな、と思うところが何箇所かあった
しかし全体的には本当にいい映画だった
抗えない香りとは
★★★★★2009-01-16
人は、誰にでも嗅がずにはいられない香りがある。その香りを肺いっぱいに吸い込んだ時の、あの幸福感、満足感。
香りは人を惑わせる。理性さえ失わせる。それをこの映画を見て感じました。

見終わった際、周りにある物全ての香りをつい嗅いでしまいました。
グロテスクな映像も多く、失敗したかな?と思いましたが、最終的にはまるで童話を読み終わったかのような印象も受けました。残酷で、醜悪であるのに、何故か美しい。18世紀パリの魔力か。

彼の作った香りの前に人々はひれ伏した。
しかし、誰よりも香りに惑わされ、魅入られ、抗えなかったのは、主人公自身だったのかも知れない。
その男が作った「究極の香り」に世界はひれ伏す
★★★☆☆2008-11-02
その究極の香りに世界はひれ伏す・・・
全世界で1500万部以上の売り上げを記録したベストセラー小説の映画化。

特異な嗅覚を持つ“自分自身は体臭のない男”の狂気を追うサスペンス。

18世紀のパリ。魚市場で産み捨てられたグルヌイユは成長し、果物売りの少女の香りに魅了されます。誤って彼女を殺してしまった彼は、心惹かれた香りを再現するため香水の調合を学び、やがて究極の香水を作り出すために若く美しい女性を次々に殺してゆきます。

ハイライトは、捕らえられ、処刑される寸前のグルヌイユが撒いた、完成された「究極の香り」に群集が皆我を忘れて裸になり愛し合い始めるシーンで、CGなどを使わず撮ったこの場面は異様な迫力がありました。
匂いに満ち満ちた映画 数奇な香水調合師の生涯
★★★☆☆2008-09-27
邦画だったら、母に汚物とともに廃棄されそうになった誕生悲譚、犬並み?の嗅覚という異能など、悲しくも珍奇な宿命を背負って生まれた男の生き様に涙を誘わせたことだろう。
ハリウッド映画なら、「沈黙の羊たち ハンニバル」のように主人公を怪物に仕立て上げ、例えば拉致した美女を煮詰めるなどという驚愕の残忍シーンで目を覆わせたことであろう。
・・・はて、この映画はフランス映画だったか?
すべてが中庸で、涙もなければ、残忍な仕掛けもなく、ひたすら甘美な香りが漂い、しかし、冒頭と終幕はグロと美の対極でバランスをとっている。なんといっても最終シーンの、あっと驚き、かつ華麗な展開に観客もまた刑場に見学に来た市民たちと一体になるだろう。ついに完成した究極の香水の威力が発揮されるのだ!

妻には社会的メッセージがなくてもの足りず、娘にはグロさがなくてもの足りず、しかし、夫にはその華麗なシーンの連続に・・・?、そして珍しい、匂いの充溢したシーンの全幕に満足するのである。
極めつくした香水調合師(パヒューム)の最後の野望として、窮極の香水を調合すべき人倫の道を踏み外すといった通り一遍の物語にはしたくなかったであろう製作者側の気持ちは分からないでもないが、主人公の異能をもっとお披露目してもらいたかったし、もっと刺激的な仕掛けも欲しかったし、涙も欲しかった。その上での終局の華麗さを映えさせてもらいたかった。
究極の香水もなんだか「いってみればフェロモンでしょ?」という技術大国の日本人はあっさりいってしまえるシロモノのようだが、これは映画のせいではないだろう。

同じテーマの商品を探す