この映画は、飲んだくれでどーしょうもないおじさんたちとチョイわるな小娘との青春ドラマなのです。
邦題の「ママの遺したラヴソング」より、スカヨハが主演と思っていましたが、そうではなく、原題にあるように「A Love Song for Bobby Long」。
飲んだくれでどーしょうもないおじさんであるボビー・ロング役ことトラボルタが主演なのです。
おじさんたちは夢を追いかけ、小娘も夢見ているものがあったのですが、それが同じ共通のものであることがラストシーンになってようやくはっきりと分かります。
すんげーきったねえおうちで、おじさんたちと小娘が共同生活をし、ボロボロで雑然とした部屋の感じを含めて、落ち着かずガサガサした映像がずっと続くのです。
その一瞬のシーンで、小娘がドレスを着てハッとする場面があったり、おじさんたちの優しさでホッとする場面があったりして、安らぎの一息がつけるような感じなのです。
年齢や考え方共に、不協和音が鳴り響く中での青春ドラマです。
おじさんたちは立派なおじさんではなく、ちょっとした子どもであり、小娘は大人になろうとするがやはり子ども子どもしており、それが青春を物語っているように映ってきます。