ペルセポリス [DVD]

  • ペルセポリス [DVD]の画像
  • メーカー: ポニーキャニオン
  • JAN/ISBN: 4988013636644
  • 定価: ¥ 4,935
  • 発売日: 2008-10-22
  • 売上ランキング: 6721 位
  • ★★★★

この商品を買った人はこんな商品も買っています


カスタマーレビュー

田中正造はどこに出てくるんですか?
★★★☆☆2009-05-18
おっしゃれにしないと誰も知ることはなかった、どこにでもあるマルジの半生。半生ってほどでもないし。だからさ、フジの女子アナにでも語らせとけば。あーゴメン黒いのでちゃった。
で、マルジという個人を通してイラン激動の歴史を垣間見るわけです。見ちゃった気になるわけです。で、この作品は、この表現はすっごく褒められちゃうわけです。芸能界あげて。なんでかってそりゃあ、ソフトだから、無害だから。

何でマルジかなー、と強く強く思う。
消費社会でも個人の時代でも何でもいいけど、口コミにするにも批評家やメディアに取り上げられるにも、おっしゃれにここまで光があたった時代があっただろうか?アニメって見やすいよね。マルジって身近だよね。イランって不幸だよね。フランスっておっしゃれだよね。

田中正造や、阿波根昌鴻は、不遇だってことなのか。マジで誰かおっしゃれにしてくれと思う反面、絶対おっしゃれに伝えてほしくないことがある。

個人の記憶の、あくまで背景が歴史だとしたら、個人が全くコミットしない歴史って何なのかって思うでしょう?それなら、選択された記憶の集積が歴史だとしたら、選ぶのは権力か、メディアか、それともおっしゃれか。これまでになくおっしゃれが力を持った今、目新しさや瞬間的な感情で人間や時代が動いてゆくのを僕やあなたはもう十分見てきたでしょう。で、僕はもう飽きたわけです。ああこれか、これが言いたかったんだ。

マルジを見て、この映画が忘れられない記憶になる少女だっているのだから、どんなものにも影響力があるという。そんな影響力に価値を認めていけるほど、暇でも寛容でもない。30年生きた人間としてレビューすることしかできんわ。
おもしろかった、って簡単に言うじゃないですか。じゃあこの映画で言う「公正明大」ってことについて、まともに考えたことがあるのかよ、と言いたい。あー自分に。自分にね。ハイハイ糞レビューだよ。
イラン版ちびまる子ちゃん?
★★★★2009-04-14
とあるイラン人女性の視点から見たイラン社会と戦争などの自伝的コミックの映画版。
映画では時間の関係上省かれている部分がかなりありますので、興味のある方は原作とセットでご覧になることをおすすめします。
もちろん映画だけでも話がつながらないわけではないのですが…

本編にも出てきますが、この作者は当時国民の半数は字が読めない国で育ったにも関わらず、幼少期から様々な知識を吸収する機会にめぐまれ、両親も政府のプロパガンダにも操作されず、国営放送はとりあえず疑ってかかる人たち。
それゆえ社会を皮肉ったり、冷静にものを見ることができるのでしょう。
決して一般的なイラン人ではないと思います。
しかしストーリー展開はおもしろい。
かなりヘビーな内容ですが、白黒のイラストで展開していくので目をそらさず見ることができます。
何かのインタビューで作者が語っていた、
「実写だとエキゾチック、酷い場合は第三世界の話で終わってしまうが、単純なイラストにすることによって誰にでも関わりあるものにできる」
という狙いは当たっているようです。
レトロな感じ
★★★★★2009-01-17
もともとはテーマに惹かれて映画を観に行きましたが、今までに見たことのないレトロな感じのアニメーションと切なくそれでいてどことなく温かいこの作品のなんとも言えない懐かしさが忘れられず漫画とDVDを購入しました。内容はと言えば主人公マルジの半生を描いたものです。イランの内政や戦時下の状況など、面白いといえば面白いのですが、何とも言えないレトロな感じがこの作品の魅力だと思います。あとこの人の家は信じられないほどの金持ちです。なのであまりリアルな戦時体験ではないです。
アニメで語る中東情勢
★★★★2009-01-04
イラン出身の女性監督が自身の経験に基づいて作った作品のようです。

コミカルなキャラクターたちにより、印象はかなり和らげられていますが、かなりヘビーな内容です。

生まれる国が違うだけで、人生は全く異なるものになるのを実感します。
コミカルで、剽軽で、胸に突き刺さる物語。
★★★★★2008-12-01
1970〜90年代にかけて、
革命と戦争で混乱する激動のイランを舞台に
監督自らの半生を綴った物語。

マルジの身の回りで起きる無情な現実。
革命運動によって自由を奪われてしまったイラン。
それでも、祖母の『公明正大』の言葉を胸に
母国の誇りを持っていた。

反抗心を胸に何事にも芯に突っ込んでゆくマルジ。

とある理由により、マルジはフランスへと留学。
留学先での生活・文化に溶け込もうと努力はするものの、
当時イランは戦争の真っただ中。
母国が混乱・戦時中という厳しい時代背景であるにも関わらず
母国を捨てきれない一心に胸が痛む場面も・・・。

コミカルで、剽軽で、胸に突き刺さる物語。

同じテーマの商品を探す