告発のとき [DVD]

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  • メーカー: ポニーキャニオン
  • JAN/ISBN: 4988013683044
  • 定価: ¥ 3,990
  • 発売日: 2009-01-07
  • 売上ランキング: 12616 位
  • ★★★★

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カスタマーレビュー

子供を2人失った母親が無念・・
★★★☆☆2009-06-29
イラク戦争帰還兵の息子が無残な変死体で発見されたことから、父親トミー・リー・ジョーンズがその真相を探る内に戦争の闇に遭遇する話。

ポール・ハギスは当時、成人誌のプレイボーイにだけ報道されてた帰還兵のPTSDの記事を読んで、この映画を製作しようと試みたらしいですが、戦争全面支持の世相で困難を窮めたそうです。
そんななか助けを出したのが元共和党支持者のクリント・イーストウッドだったという非常に男気のある製作エピソードがあったそうです。

昨今は携帯カメラで兵士が動画を撮りアップしてるので、戦争報道を国家が規制しても無理になっていて、かつての戦争映画で描かれた国家神話としての戦争話にはならないのは当たり前だが、戦争中の国民の無関心さと軍の隠蔽体質はアメリカでは一層ひどくなっていることがこの映画からよくわかりました。

その影で、息子を失った母親の気持ちはさぞかし無念だと思う・・

母親役のスーザン・サランドンにも、もう少し焦点をあてるべきだったと思います。
アメリカ社会に一石を投じた作品。
★★★★2009-04-04
戦争帰還後のPTSDをテーマにした作品であり、アメリカ社会に大きな波紋を投じることになる問題の作品です。
実話をベースにこの作品が作られたということですが、イラク戦時下の様子などを断続的な形でリアル感たっぷりに描写しているところが尋常でない行動に対する緊迫感を漂わせています。
シャーリーズ・セロンが出演していますが、飾り気がなく控えめな演出をしています。
この作品の主人公を演じるトミー・リー・ジョーンズも控えめに演じており、俳優たちが演出し感情を受ける映画というよりも、あまり脚色も加えずにシナリオのコンテンツそのものを話題にして社会に一石を投じようとしているように思います。
イラクからの帰還兵たちの現状を克明に描き、また犯罪捜査映画として目が離せない映画展開
★★★★★2009-04-01
 イラクから帰国したはずの息子マイクが行方不明に。元軍人の父親ハンク(トミー・リー・ジョーンズ)は息子を探し始める。しかしマイクは誰かに殺されていた。協力関係に発展するのは刑事エミリー(シャーリーズ・セロン)。最初は退役した軍人が捜査に横やりを入れてくるのを呆れた目で見ていた彼女だったが、次第にハンクの頭の切れの良さに感心し、協力するように…。誰が犯人なのか、マイクに何が起こったのか、ハンクはマイクが残した携帯電話のメディアを見ながら事件の真相を追及していく。

 何の権限もない退役軍人のハンクが、警察よりも頭が切れ、またエミリーの協力もあって真相に一歩一歩近づいていく様がかっこいい。また軍警察と警察の権限の奪い合い。国の責任で起こった事件であるのに無意味な権力闘争を描き、アメリカを皮肉混じりに批判している。

 映画が言いたいことは、イラクに派兵された軍人たちが想像を絶する経験をし、そして精神に障害をきたしているということ。帰還兵たちの現状を克明に映し出しています。イラクでの悲惨な映像は極力少なめで、あくまで本国にいる父親の視点から描いた映画。また犯罪捜査がどうなるかとハラハラさせる映画展開。そして強いメッセージが込めらています。
ポール・ハギスの勇気に拍手!
★★★★2009-03-31
イラク帰還兵の間にPTSD(心的外傷ストレス障害)が
急増しているという事実を知ったポール・ハギスは、
この話を映画にしなければいけないと痛切したそうです。
それが2003年のこと。イラク戦争が支持を得ていたときだけに、
周囲からは猛反対を受けたそうです。
それを押し切ってアメリカを告発するような作品を撮り上げた
彼の勇気に拍手です。

ただ、せっかくのいい映画なのに邦題が意味不明。
原題はIn the Valley of Elahで、
聖書に出てくるダビデとゴリアテの戦いの場所、今のイラクを指します。
これはアメリカという巨大権力に映像作品という飛び道具で立ち向かう、
ポール・ハギス自身のメタファーでもないでしょうか?
真面目な孝行息子はイラクへ行って変わってしまった。父はそのことに気付けなかった・・・。
★★★☆☆2009-03-22
年老いた砂利運搬業に就く元軍人の元にイラクから帰ってき息子が行方不明との報が届く。
息子の失踪の理由に心当りのない父親は息子の捜索を始める。
が、無残にも息子はバラバラ死体で発見される。しかも殺された後に焼かれていた。

真相を、そして真犯人を探す父親がやがて知る息子の影の部分。
孝行息子と信じていた彼はイラクで「この世の地獄」を実体験して、
別人のようになってしまっていた・・・・・。
そして、それは息子の同僚だった他の兵士たちもまた同じだったのだ・・・。

善良な一人の人間の人格を破壊する「非日常」を多くの若者に体験させて
それをもって米国は「何を得たのか?」

親友だった同僚を殺して焼いた後に、
平然とチキンを食いに行くような人間に誰がしたのか?

邦題は付け違えだと思うが、告発されるべきは国家であり、米国自体であろうか。

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