グーグーだって猫である ニャンダフル・ディスク付き [DVD]

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  • メーカー: 角川エンタテインメント
  • JAN/ISBN: 4988126206499
  • 定価: ¥ 4,935
  • 発売日: 2009-02-06
  • 売上ランキング: 1945 位
  • ★★★☆☆

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カスタマーレビュー

猫のグーグーを中心にしないと
☆☆☆☆2009-05-01
 私は、猫好きで、時期は、ずれますが、2匹飼っていまし
た。今は、2匹共、天国にいて、飼っていません。
 この映画は、割と良いという評価が多いですが、猫好きの
私から見ると、猫があまり見れないので、楽しめませんでし
た。タイトルと中身が違いすぎます。

 本当の主人公は、麻子先生と猫のグーグーです。この作品
には、4人いるアシスタントのうちの1人の痴話ゲンカ等は、
いりません。このせいで、せっかくの作品が台無しです。麻
子先生と猫のグーグーのふれあいを中心にした方が、もっと、
良かったです。

 あとは、語りの外国人男性、劇中では、英会話講師として、
出ていますが、主人公達に急に関わってきたという感じです。
 主要な登場人物もですが、その他の登場人物の接点が分か
りづらい事も、欠点ですね。
 良い点といえば、猫らしい自然な動きをいかしてくれ
たこと。これには、非常に好感が持てました。
猫族にはたまりません
★★★★★2009-03-21
猫マニアには、主人公の心情がよくわかります。
我が猫人生にオーバーラップする映画でした。
洒落た遊び心の光る佳作
★★★★2009-03-17
「猫と飼い主の心温まるふれあい映画」を想像すると、良い意味で裏切られるでしょう。まごうかたなき現実の「吉祥寺」を映像の舞台に取り込んで、最大限にヴァイタリティーと生きる楽しさが横溢する、さながらパリかどこかの街のような空間に仕立て上げてしまうという建て付け自体、ちょっと映像的な構成にひとひねりを加えることにみる監督のセンスの良さが光っています。そんななかに展開するのは、一見穏やかで静かな、力の抜けた時間が流れてゆくような渋いトーンを基調にしながら、随所にシュールであったり、幻想的であったり、漫画的であったりする場面が無理なく挿し込まれていて、部分部分では結構アップテンポだったり、高揚感や不安や動揺といったものをかき立てられたりして、意外な迷宮体験が楽しめます。(これからご覧になる方のためには具体的には言いませんけど、遊び心一杯のびっくり箱みたいな面白さです。)正直、初めて映画館での上映を観た時は面食らいました。そう、ちょうどルイ・マルの『地下鉄のザジ』にも一脈通じる感じでしょうか。そんな作品のメッセージ性は意外に深くて、時に重い「生と死」という問題を、主人公の漫画家の猫たちとの関わりや、自分自身に襲い掛かる病魔などといった問題を通じて、淡々と描いてゆき、全篇を一貫して静かだけど、熱烈な「生への愛おしさを込めた賛歌」に纏めています。そんな主人公を演じる小泉今日子さんについては、正直もう良い歳になったのだし、役に求められる「人間的に成熟した大人だけど、キャラクターが可愛らしい」と「アイドル的幼児性そのまんまで歳だけとった」を履き違えたような勘違いぶりはイタイから、いい加減にどうにかできないかなあ?と正直私には多少の違和感も感じさせられて、少々残念。ただ、物語の語り部として、物語を展開推進させる中心的な役を担うアシスタントのナオミを演じる上野樹里さんがとても良い。ナオミもまた「天才の先生」を前に、越えられぬ壁を見出しながら、自分自身の生き方や、ミュージッシャンの恋人との関係に思いっきり迷い悩む役柄で、樹里さんが力演、好演しています。ファンだから言うわけでもありませんが、彼女のシリアスとコミカルを混ぜる微妙な匙加減や、熱さや激しさと芯の強さと、感受性の豊かで繊細な部分とを併せもったキャラクターの表現など、いつもながら脱帽の演技力が光っています。決して派手な作品ではないし、私としては小泉今日子さんにやや違和感が残りましたけど(その分★ひとつ減点します)、全体としてはとても面白く観られる佳作だったと人にお奨めできます。
あどマチック吉祥寺
★★★☆☆2009-03-16
漫画家が多く住んでいることでも有名な吉祥寺。本作品はその吉祥寺のユルーい街の雰囲気をあどマチックに紹介しながら、大島弓子原作の同名タイトル漫画を映画化した作品だ。吉祥寺に住んでいる人ならば誰しも知っている名所?が実名でそのまま登場するのでジモッピーには親近感がわくのかもしれないが、映画のメインストリームには直接関わってこないので、犬童一心監督が何ゆえこのような演出をしたのかは少々?である。

ネコ好きの観客にすり寄った子猫の愛らしさをかなり強調した作品になっているのかなぁと勝手に想像しながら映画を鑑賞したのだが、主猫公グーグーの子ネコ時代の映像はほんの数シーン程度。さかりがついた立派なオス猫に成長してからのシーンが圧倒的に多いのだ。というよりも、サバ(グーグーの前に飼っていた猫)が死んでマンガを描けなくなった少女漫画家・小島麻子(キョンキョン)がグーグーと出会いマンガを描けるようになるまでの再生物語として見た方が妥当だろう。

アシスタントのナオミ(上野樹里)の視点で物語は進行していくのだが、ナオミが麻子と常に一緒にいるわけではないので、むしろもう一人の謎の語り部?ポール・ウェインバーグ(マーク・フリードマン)の視点(あるいはグーグーの)で統一した方が見やすかったのかもしれない。グーグー、麻子、ナオミと視点がブレてしてしまうと、やはり映画の密度も必然薄まってしまうのだ。

人間の3倍のスピードで生きる猫と人の交わり方こそこの映画のテーマだったと思うのだが、グーグーやナオミがメインとなるパートにおいてそのテーマとの交わりを見つけ出すのは難しかった。前半やたらと伏線をバラまいた割には最後一つに集約しきれていない展開に、観客はどうしても吉祥寺的ユルさを感じてしまうのである。
主役はネコでも小泉今日子でもなく「街」。ほんわかできます。
★★★★2009-02-14
本作は小泉今日子扮する麻子と、ネコのグーグーとの日々、それと麻子を取り巻く優しい人たちの風景をほんわか描いた映画である。でも実は主題はそこにはなく、最大のポイントは吉祥寺という「街」の風情だろう。東京都心部に近いのに、武蔵野地区は何だかのんびりしている。もちろん井の頭公園の存在が大きいのだが、この街にはカルチャーがあるのだ。それらを犬童監督は丹念に見せていく。肉の佐藤とか(2階のステーキも美味い!)三浦屋とか(店内は吉祥寺店じゃなかったが)紀ノ国屋とか(少し遠いが、横の広場で撮影された)、吉祥寺カルチャーならではの場所が続々と登場する。少なくともこの街はアメリカではない。イメージとしてはヨーロッパなのだ。俳優たちもこの空気感のなか、皆好演だった。特に加瀬亮の繊細な演技が最高だ。また物語の核となるので詳しくは言えないが、大後寿々花の登場の仕方も犬童監督、さすがだ!という仕掛けで・・・。やっぱりハリウッドでの経験が大きいのだろうが、ふたりとも別格の芝居を見せた。上野樹里はいつもの透明感だったし。ちなみにネコにフィーチャーした作品ではないので、ネコ好きの方が観たら肩すかしを食うかもしれない。武蔵野住民、および縁のある人にはたまらない作品です(笑)。

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