赤軍‐PFLP 世界戦争宣言 [DVD]

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  • メーカー: CCRE
  • JAN/ISBN: 4560292513559
  • 定価: ¥ 3,990
  • 発売日: 2009-02-27
  • 売上ランキング: 17577 位
  • ★★★★

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カスタマーレビュー

今や遺物と
★★★★★2009-06-29
当時としては、画期的作品だったでしょうが、ただの遺物となった現代ではその価値も低いといえなくもない。作品的には5ですが。再見しましたが、どうしても理解に苦しむのは、パレステナを解放するために何故、赤軍のメンバーがイスラエルを攻撃しなければならないのか、という点に尽きます。結局は重信、岡本も邪魔者扱いされその末路はご承知の通りです。今の時代の若者に観せても退屈きわまりないと言われるかも知れません。
まさか今作がDVD化されるとは、、、。
★★★☆☆2008-12-13
ご存知の通り、若松孝二と足立正生のふたりが、赤軍派の海外拠点作りの為レバノンに渡っていた旧知の重信房子の呼びかけに応じて、71年半ばパレスチナに赴き、日本赤軍とPLO内での最過激派PFLPとの武闘共闘を撮り上げたプロパガンダ・フィルム。国内では70年代激化した爆弾闘争の煽りを受けて公共施設での上映は当然ままならず、若松プロが赤バス隊を組織し全国を廻りフィルムをかけたのは有名。
私は今作を、80年代前半に2回観る機会があった。1度はPLO主催(だったと思うが)のパレスチナ難民救済の集会、もう1度はある人物の裁判支援集会。当時、日本赤軍はハイジャック闘争を軸に世界的に活動するテロリスト集団とのイメージが一般的にあり、と言うと、えらく物騒な会と思われるかも知れないが、どちらも穏健な集会であり、つまりそれだけ今作が、そのメッセージ性にも拘らず、この当時の人権派集会の場で、ある程度の頻度で上映されていたんだと思う。
映画は、武装闘争は絶対的現実であり、武器は抑圧された人民の言葉そのものであり、革命とは世界戦争である、とのテーゼの下にパレスチナ・ゲリラの軍事訓練が延々と続くような展開。パレスチナ難民の女性、フランス人義勇兵らのインタビューと共に重信も語っていたと思うが、覚えがない。
やはりパレスチナ問題を扱い、同時期製作されたJ・L・ゴダールの「ヒア&ゼア」に比べると、政治プロパガンダ色が全面に押し出されている分、映画的には退屈。ただ、若松は自著「俺は手を汚す」で今作について語っており、それによると、ヨルダンでの山岳訓練を撮了後、若松たちはゲリラのコマンド部隊に促され早々に下山、その直後、部隊はイスラエル軍の急襲にあい壊滅させられたとの事。危機を察知しながら、自分たちだけを逃がした彼らのその“思い”が、その後の若松たちに大きな影響を与えたのは推察出来る。事実、今作を契機に、日本赤軍はテルアビブ・ロッド空港乱射事件を実行し、足立は映画監督の道を捨て、赤軍のスポークスマンになり、若松は37年の歳月を経て、日本に残った赤軍派の末路を撮った。そんなジャーナリスティックな観点から見れば、新たな関心を持たれる作品なのかも知れない。
それにしても、今作がDVDとなり商品化されるとは、、、。彼らの存在が、もはや完全に「伝説の遺物」になった事を実感する。

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